2010,07,03, Saturday
程良く蒸しあがりそうな陽気に頭が薄ボンヤリしたので、作業の手を止めて軽くストレッチ。
ぐるっと頭を回した目線の先に豆猫、そのまた向こうに小にゃんが、判で押したような同じ格好でゴロリンと転がっているのが見えました。 熟睡しているようでもなくて、うっすら目を開けてこちらを伺っているようなのもおんなじ仕草。 あんまり気持ちが良さそうなのにつられて何気なく豆猫の傍に屈み込むと、あら、じっとしているとはじめて気付くような、柔らかい涼風の丁度通り道だったようです。 椅子の上からクッションを取って豆猫の脇に置き、ほんの数分一緒に寝転がってみたら、幾分スッキリ。もうひと仕事片付けちゃうか、な気分になれました。 サスガ猫らは快適な場所を見つけ出す天才♪ 毛だらけの彼らにとっては、この気温と湿度の中にいると言う事だけで、相当なストレスな筈。長い手足をバタンバタンと遠くへ放り出すようにして横になる姿を見るにつけ、エアコンのスイッチを入れてやるべきかと悩みます。その場合自分は要上着着用、だけど。 |
2010,07,16, Friday
今年3月の記事に書いたオレンジ様は、その後も足繁く庭に通って来てくださり、いつの間にか猫額庭の主のような振る舞いを見せるようになりました。
実はあれから何度か庭で鉢合わせするうちふとした事で仲良くなり、見知ったとなるとこれが結構なツンデレちゃんで、最初の頃の威光はどこへやら、この頃は呼び掛けに応えてすり寄ってくるほどです。 慣れはじめた最初の頃は、呼ばれるとぴーんと立てた尻尾をふるふると震わせながら嬉しそうに近付いてくるのに、いざ傍まで来るとついうっかりシャーッと威嚇の声をあげちゃったりするんだけど、実際は怒ってなくてすり付いてくる、という複雑さでした。 警戒と威嚇が日常の野良生活では、喜びを表現する機会は皆無だったんでしょう。不憫だこと。 懐いたと言ってもここまで外で暮らした牡猫は、たとえ首尾良く捕らえて去勢したとしても家猫になるのは難しかろうし、小心者の小にゃんと上手くやっていく事はまず無理。せめてひと時でも寛げる時間が持てれば、と思いやるくらいしか出来ませんが。 ※写真はお向かいの庇で夕寝中のお姿。高さ2mほど、20cmそこそこの奥行きの上で器用に眠っています。ちょびっとはみ出してますけどね。 |
2010,07,26, Monday
さっきから小にゃんの姿が見えないと思っていたら、急に風が涼しくなって上空がドロドロ言い出しました。お?雷察知して隠れてるワケ?
数時間前までは、数日前にも大規模な雷雨に見舞われた遠く西~北の方角辺りが騒がしそうでしたが、いつの間にかまたこっちに近付いて来ている気配が濃厚です。ヤダナー、雷の通り道なんて。 先日は結構近い所に落ちて家も停電したばかり。後日聞いたら、駅の方のガソリンスタンドが給油不能になったり、交差点の信号が消えたりと、結構大変だったらしいです。 だからと言って家の中でビクついてどーする!と叱りたいところですが、↑の時の落雷の音たるや、普段雷なんぞにはびくともしない自分が「うぉっ!」と声を上げたほど。実際は知らないけれど、映像の中の爆弾が落ちるシーンを思い出させる恐ろしい音でした。 聞いた小にゃんが一瞬固まり、慌てふためいて2階に逃げ、その後暫く出てこなかったという経緯に、すっかり雷恐怖症になっちゃったみたい。ホント弱虫なんだからー。 こんな日に外で耐えざるを得ない猫たちだって居るんだぞ。 ※この暑さに、空いたばかりのペットボトルの箱に入り込んで、ま~ったりとお寛ぎの小にゃんさま。見てるだけで暑苦しいって! ※付記:先日見ていたTV番組の中で、某元宝塚女優が、驚いて「うぉっ!」と声を上げたのを聞き、ジェットコースターでもお化け屋敷でも、驚いても怖くても「キャー」が言えない自分にも仲間が居た、と少しご機嫌♪ |
2010,07,30, Friday
今年、まだ蝉の声を聞いてません。
否、ちょっと訂正。夏の始まり頃の夕方に、カナカナを2度聞いたので、ミーンミーンとかジーージーーとかを聞いていない、が正しい。 年中無休の蝉合唱団を耳の中に飼っているために、聞こえていないのは自分だけかと周囲に聞いたら、確かにこの近辺で蝉は鳴いていないそうです。 繁華街でもなければ、すぐ傍に神社の杜もあるし、蝉が育たない環境ってこともないと思うんですが。どうしたんだろ?幼虫を過ごした時期に何かあったのかな? そう言えば、沖縄は暑すぎて蝉がいない、って話を聞いた事があります。ううん、居ないんじゃなくて、日中の暑さにポトポト落ちて転がって、鳴く余裕さえ無いんだ、って話。 笑い話だとばかり思ってたけど、暑さと蝉の声の関係、少し信憑性感じつつあります。 このまま年々気温が上がり続けたら、被害は蝉にとどまらないハズ。早いトコきちんとした対策立てなさいって<政治家諸君、研究者諸君。 幹線以外のアスファルトをとっととひっぺがすとか、それは困る、と言うなら舗装に刻みや小さな穴を開けるとか、透水性舗装にするとか、さ。 |
2010,08,05, Thursday
ベランダの水やりを終えて洗濯物を干し、またぞろ暑くなりそうな空の下で植木を見渡しながら、今年はどの木も毛虫が発生せずに良かったぁ、と思いつつ振り返った木通の蔓に、セミさん一匹発見。
慌てて飛び立つ際におしっこかけられちゃ敵わないので、そっと近付いてスナップを一枚頂きました。ぜーんぜん鳴きませんでしたが。 今朝も庭に死んだセミが落ちていたので、ここらに居ないワケじゃないらしい。 先日の記事のあと鳴き声も聞こえるようになったけれど、それでも日中より、日が落ちかける夕方近くの方が元気に鳴いている気がします。 実際セミの声が少ないと感じている人も多いみたいです。地域によっては減ってる?ヒグラシが大量発生しているかも、と言う記事も目にしました。 小学生の頃は、まだ昆虫採集の宿題があった時代です。生きている昆虫とは命の危険が無い限り喜んで遊びますが、当時から死んでいるのはダメ。 下手に持ち上げると首がポロンと取れてしまう残酷さや、触った時の無機質な虚しさは、子供心にも到底受け入れられませんでした。 当然女の子は生体もダメってのが多いので、クラスの女子はお兄ちゃんか弟か、さもなきゃお父さんにSOSを出して代行して貰ってたみたいですが、家には男が居ない&叔母たちも祖母も「キャー」な人たちなので、必然的にやって行きませんでしたけど、夏休み明けの廊下に虫たちの死骸が飾られているのを見るだけでもイヤだったなぁ。 |