2009,10,07, Wednesday
至る所が警報で真っ赤っかですねー。
今はまだ風が静かだけど、この辺りも明日に向けて荒れるらしいので、物干しは大丈夫か?鉢植えは飛ばないか?と、今日は朝から雨の中で最終チェック(室内からガラス窓越しに目視だけど)完了。 このメーローさんと仰る台風、日本列島を綺麗になぞって通るご予定だそうで。 予報通りとすれば、明日はドンピシャで暴風雨に見舞われそうです。3週に一度同居人氏が送迎する義父の通院日なのに…参ったな~。 気圧の変化に敏感な猫らは日中大暴れをかまして疲れ果てたか、今はまったりとそれぞれの場所で眠っています。その姿を見ながら段々強まる雨の音を聞くうち、馴染みの野良さんたちの顔が次々浮かんできました。じっと目を閉じて、雨と寒さを耐えているんだろうなぁ。 どうか少しでも雨を凌げる隙間が確保出来ていますように。 |
2009,10,11, Sunday
夏場は放っておいてくれ、と言わんばかりに涼しい場所を探して孤高な生活を満喫するくせに、ちょっと肌寒くなったと感じた途端、何かと言うと傍にひっ付いて来る猫ら。傍に居てくれるだけで感謝してるけどね♪
最近小にゃんのお気に入りは椅子の背もたれ。 σ(^-^)が座っている背中にまず手を入れて押し退け、出来た隙間にゴリゴリと押し入って来る。 敷いているクッションを暫く揉み揉みしてからごろっと横になり、そのままじっと寝るならまだしも、狭い隙間で体勢を整えようとモゾモゾモゾモゾ落ち着かない。 そのうちこちらが根負けして別の椅子に移動すると、やれやれとゆっくり体を伸ばしてから丸くなる。おい!その態度、満員電車の座席、15cm程の隙間に大きなお尻を滑り込ませ、両隣をグイグイ押して自分の場所を確保するおばさんに似てるぞっ。 夕方の肌寒さに、掃除した点検を兼ねてファンヒーターを点けてみたら、寒がりの小にゃんがイソイソと上に乗って自分の場所を確保。初体験の豆猫はと見ると、暖気の通る高い位置で、耳や足を触っても気付かず前後不覚で就寝中。指定席開いてますよ、くろべーさん。 |
2009,10,12, Monday
くろべーが体調を崩し、小にゃんの予防接種~去勢手術、豆猫の予防接種、と珍しく動物病院に通った数ヶ月間で、幾つかの新しい知識を入手。
大の病院嫌いだったくろべーを連れて行ったのは、去勢手術と2回の尿路結石と前回のみ。家飼いを口実に予防接種もパスという完璧に浦島たろさんな飼い主が得た知識は、世間では常識なのかもしれないけど。 ◎ 去勢をしていない雄猫はケダモノである。 えー!そうだったのか。。。医師が言うには、去勢前の雄猫はブラッシングも抱っこも嫌がり、噛み付く引っ掻くは日常茶飯事だって。ふぅむ。2歳を待って去勢した小にゃんは、手術の前から抱っこもするし甘えもするし、手術後の方が却って荒っぽくなった気もするんだが。。。 ◎ 猫草は不要 小にゃんが予防接種前に、食欲がガタ落ちの上しきりに嘔吐反応を繰り返した。この際の診断は、軽い毛球症に加え、更に草によって食道が傷付いたらしいという。猫は往々にして細い稲科の草でヘアボール対策をしているけれど、草の尖った葉先は諸刃の剣となる場合もあるとの事。本来野菜を摂らない猫には草を食べさせる必要は無いとの説もあるらしい。 帰宅後速攻でベランダにて育てていた(!?)雑草を根刮ぎ抜いた。。。 ◎ 尻尾の短い猫は脊椎が一つ足りない事がある くろべーはストレートで、小にゃんはゼンマイ状に、どちらも短尾。小にゃんが去勢手術の麻酔で寝ている間にレントゲンを撮ったところ、やはり背骨が足りない事が判明した。…同時にデカいヘアボールがある事も判明した。泣きっ面に蜂である。 ヘアボールは豆猫が新規参入した事によるストレスの影響だったようで後日無事に排出出来たけれど、背骨の方はでは一つ増やしましょう、ってワケには行かないし。。。 この系統の猫は、発育不全で体が小さかったり、腸が悪く便秘がちだったり、とにかく先々不具合が出る場合がある:医師談。 まさにBINGOのくろべー爺さんだって頑張って長生きしたんだから、お前も頑張って生きるんだ!>小にゃん。。。って何かにつけて比較されるようでは堪らんだろうが。 ◎ 猫の通院には洗濯ネット♪ 100均なんかで良く売られている、ファスナーの付いたアレ。 あの中にすっぽり猫を入れると、成る程暴れず大人しく診察を受けてくれる。この時大事なのは、頭から入って頂くことと、窮屈でない袋を選ぶこと。無理矢理押し込んだり、中で身動きが取れないきつさだったら、次は大騒動になること間違いなし。 充分な大きさのネットを頭から被らせる形で誘導し(好物を中に入れて置くのも良いかも)、何気なく入った猫が振り向いて飛び出る前にファスナー部を閉める。 急ぎすぎて手足や尻尾を挟まないように、出来れば二人がかりで、A:開口部をまとめる、B:ファスナーを体から離れた位置へ引っ張りながら閉める、方が安心。 ◎ 尻尾の秘密 小にゃんのゼンマイ尻尾は実に危険な代物で、何度も色んな物に引っかけては大パニックを起こすため、去勢手術の全身麻酔のついでにすっぱり切って貰う方が、この先の猫ライフには良いのではないか?と相談した際の獣医師のお答。 問い:曲がっている先の部分だけを切る事は出来ないか…不可 切った先が座った際等に床に触れただけでも神経を刺激して激しく痛むため、切るとすれば付け根から切断する事になる。怪我等、どうしても断尾する必要がある場合以外は切らない方が良い。 小にゃんの外見が"しっぽな"ちゃんになるのはともかく、この先ずっと痛みを抱えての猫ライフは過ごさせたくないので断尾は却下。引っ掛かって折れたりしないよう祈るのみ。 教訓:尻尾が短い猫は、生まれ付き痛いのだ。努々尻尾にイタズラをするなかれ。 |
2009,10,14, Wednesday
前にやよいさんの所でさくらさんの表情が豊かな事に感心したんですが、その時に出た宿題の「猫の表情」となると見る限り表現力は少なめ。分類が難しいかもなぁ。 飼い主の中には、「家の子は表情が豊かで、言わんとしている事がすぐ判る」と仰る方も居られるだろうが、子どもの頃から大勢の猫たちとの付き合いが長いわりに、自分は残念ながらその才を持ち合わせていないみたい。話を聞く度に羨ましく思ったりもします。 大抵の犬と比べれば顔も小さいし、人と暮らして来た歴史も浅いし、個の生活が主なために表情筋が発達しなかった、という事情から対人の技能が劣るのは致し方ない事で、猫の場合どちらかと言えば「カオ」より「しぐさ」で意思表示する事が多いようです。 あくびや威嚇の生理的な表情はともかく、例えば怒られてシュンとしている、とかヨダレを垂らしながら猛烈に空腹をアピールする、なんてのは少なくとも家の猫では見たことがない。 表情を大まかに捉えれば確かに「嬉しい」か「不機嫌」かは判るけれど、それとてこちらの気持ちを投影させて、勝手に理解したつもり、なのかもしれません。 なんちゃって、ではない「動物語翻訳機」なる物が出来たら嬉しいんだけど…生意気な彼らのこと、判ったら判ったで、結構憎らしいこと考えてるんじゃないかとも思いますけどね。 リアクションではなく「個々の猫の表情」と考えると、これはもう一目瞭然。写真の猫は近所の野良さんで、柄は横腹に同じタビー模様のある兄弟(姉妹か?)猫でも、顔つきはこんなに違います。 もう一匹左の子(元記事A 元記事B)も多分親は同じと踏んでいます。片目が傷付いていたこの子はその後姿を見せることはありませんでしたが。 |
コメント一覧
Mint | EMAIL | URL | 2009/10/30 11:03 PM | BjZ5HPz. |
やよい | EMAIL | URL | 2009/10/30 05:33 AM | SZKrFuvM |
Mint | EMAIL | URL | 2009/10/16 09:20 PM | BjZ5HPz. |
やよい | EMAIL | URL | 2009/10/16 03:42 AM | mPnM2j7s |
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2009,10,18, Sunday
長いことお年寄り猫らとの暮らしが続いたので、つい猫は静かな生き物と錯覚していたんですが、ここに来てパタパタと新規参入した若猫たちのエネルギッシュな事と言ったら。。。ヒトはすっかり翻弄されてます。
ファンヒーターの吹き出し口に手を入れたり、ベランダの柵を歩いてみたり等々、怪我しやしないかと特に豆猫には冷や冷やさせられっ放し。 猫常識を知らぬまま家猫になった小にゃんは、在りし日のくろべー爺さんをお手本に大きくなったのと、尻尾の危険性からどうしてもヒトが手出ししてしまった事もあり、やんちゃは程々で穏やか。一方豆猫の方はしっかり1ヵ月野良体験をし、母さん猫から野性生活を叩き込まれてからヒトと暮らすようになったために、どこかワイルドさが抜けきらない感じ。 その性格はなかなか面白いんだけど、家の中には電気のコードや割れ物やらの危険が一杯。次回は何をターゲットにするのやら、と日々緊張の連続は体に悪いかも^-^; 面白いのは小にゃんの態度の変化で、豆猫の行動をお手本に正しい猫の在り方を学んでいるような所が見受けられます。「成る程、そういう遊び方もあったのか~」とか「お?そんなイタズラもして良いのか!」とか。年嵩の方に倣って成長することで、「してはいけない」や「それは危険」を覚えるのが本当なんだろうけど、君ら何だかちょっと間違ってない? |