Airy*Mint

　あの臭い表皮を剥いたり洗ったりとハードな下処理をせずに済む簡便さにどっぷり浸かって以来、取り寄せることにした銀杏が今年も届きました。
　そんな横着をして美味しい物に有り付こうと浅ましく初注文をしたのは2007年のこと。
　やや？デカかったな〜。予てから気になっていたんですが、やはり年々サイズが小さくなっている？

　小さいと言っても、過去記事の写真ほど大きくない、って意味で、そこらで拾えるのや市販されている物よりは余程大きいんですけどね。逆に箱の中の全部があんな大きさだった2007年がとりわけ豊作だったのかもしれません。

　さて何箱頼もうか、と言う段になって、1箱より2箱、2箱より3箱、以下同様に買えば買うだけ割安になる、という価格設定にムズっとなり、勢いで今年は1箱増やした3箱のセットを購入しちゃいました。あーまた浅ましい。

　下処理が無いと言ってもそれは臭い部分を先方がやってくださっているわけで、硬い殻を割るから先はこちらのJob。届いて早速一箱分はパッチンポッチン割って茹で、一粒ずつ薄皮を剥いて冷まし、脱気したところで心が折れたので、二箱めにはまだ手も付けていません。あと200個以上パッチンポッチンかぁ。先は長い。

　下茹でした中から数個取り、3粒ずつ楊枝に刺して早速昨夜のおでんの具にしました。ホクホクして食べ応えがあってうんまかった〜♪

　100万個の限定販売と聞いて、同居Guyに「帰りに買ってきてね」と頼んだんですが、丁度出たついでに買ってきちゃいました･･･スライム肉まん。
　ナニひとつ疚しい事なんてありゃしないのに、いざレジ前に行ったら何故か急にどっと羞恥心が頭をもたげ、「ス・スライム肉まんみっつください」と伏目がちに小声でオソルオソル頼みました。ぽっ。

　レジのおばさんがちょいと含み笑いして「大人気ですねぇ」なんて言いながら、頭のポチョンとなった所を潰さないよう1個ずつ丁寧に包んで、なのに小さい袋にぎゅうっと入れてくれたのを受け取ると、ほゎ、暖かい。ちなみに今季初肉まん♪

　食欲をそそる色じゃないし、可愛い姿にかぶりつくには少々勇気が要るけど(笑)。限定なんて言わずに、いっそベスのあんまんも出してくれないかなぁ。

　果物をそう欲しないので、家で積極的に買うのはバナナと蜜柑ぐらいなんですが、結構な頻度で数少ない親戚やご近所さんや職場からの頂き物があります。
　積極的では無いにしても粗末にするのは心苦しいのでせっせと頂きますが、この果物たち、梨の時期なら梨、柿の時期なら柿、林檎の時期なら林檎、と一斉に集まってくるのがちょっとした悩みです。

　いや、頂いといて文句を言うのは非常にアレだけど、旬になると毎日食卓に並べて消化する事が義務みたいな。モチロンそれぞれ美味しいんですけどね。

　※↑の絵はLiveSkechというiPhone用のアプリで2分程(笑)かけて描きました。ざっくりの線に微妙なエフェクトが追加され、じっくり描いた絵のようになって面白い。

　暫く前スーパーで、ピピっと鳴く声(嘘)にふと目をやると、棚の上のこんな子と目が合っちゃいました。
　目がもーね、「連れてく？」とか訴えてるような気がして、さくっと籠に投入したんですが、決め手は左横の隅にちらっと見えている小さなヒヨコ(電車)。
　猫らに見せたら喜んで遊んでくれるんじゃないかな？なんて下心がありました。

　そのまま食品ストッカーに収納して随分経ち、整理をしていたら奥から出てきて「あら、忘れてた」と気付いた次第。オモチャにする以前に食べてもいないし。
　慌てて賞味期限を見たら年明けまでだったので、無駄にせずに済んだとひと安心しました。スープ代わりにして家人らに食べさせちゃおうっと。

　Guyらが小さかった頃は、12月も待たずにツリーの飾り付けを始め、ご希望のプレゼントを探して奔走し、当日は朝からチキンやケーキを焼いたり、テーブルセッティングをして精一杯のご馳走を並べる。
　と、今思い出しても忙しいクリスマスでしたが、家の中がオトナと猫ばかりになったここ数年は、本当に静かな聖夜を過ごすようになりました。

　去年は賑やかな祝い事を控えたというのもあってそれこそ何にもしなかったがために、それまでずっと続けていたクリスマスモードの張り切りエネルギーが枯渇したみたい。今年は一応ケーキやチキンは用意したけれど、いずれも市販のスポンジや調理済み品に少々手を加えるのみ。もうイチから手作りなんて気迫は無いなぁ。

　(心の中まで)オトナになっちゃうのってちょっとサビシイような気がする。