Vol.00
初めまして~最初の1か月

       育ちすぎの毛虫?

チーチーピーピーな鳴き声も、ふんわりポヤポヤな毛並みも、ゴニョゴニョな動き方も、
どこからどう見ても、猫だなんてとてもおこがましくて言えない。栄養状態の良すぎる、
手足と耳と尻尾がある「毛虫」みたいな小にゃんこを拾ってから1か月のお話です。

たった今、仔猫を拾って困っている方へのご参考になりそうな記事は殆どありません。
新しくやってきた小さな仲間と、先住者たちとのベタベタHoneymoon記録です。

※仔猫の育て方を検索したのに、うっかりこんな所に誘導されてしまった方へ。
記事本文中にもありますが、参考にしたサイトのリンクを以下に張っておきますね。
仔猫を拾ってしまったら~赤ちゃん猫の育て方~(ライフボートサイト内)
| http://airymint.com/blop/e1.html |
| 育猫日誌 | 07:25 PM | comments (0) | trackback (0) |
Vol.01
運命の出会い、なのか?

境内にて箱入り仔猫発見。。。仔猫入りの箱を発見したとも言う。
大きな業務用の果物を入れるダンボールは、朝露にじっとりと濡れそぼっていたうえ、
暗い日陰に置かれていたので、中に詰められた藁の奥に潜って居たとは言っても、
仔猫の体はひんやりと冷え切ってしまい、ブルブルと震えています。
同居人氏と交代で両手で包むように持ち、日の光にあてて暖めました。
掃除中の寺守の老男女に箱の始末を頼んだ所、猫入り箱の存在はご存知の模様。
良かった~、これで住職も安心だろう、とか、神様の加護があった、とか。
口々に喜んでいたが、知ってたんなら早めに保護してやってくれたら良かったのに。
『この小ささで育つだろうか』と言われても、こちらは精一杯出来るだけの事をして、
後は仔猫の生命力に期待をかけるしかないわよ。他に『ご加護』とか。

その足で大至急ホームセンターへ行き、ペット用哺乳瓶と猫用ミルクを購入しました。
冷たいミルクは与えたくないけど、ことは緊急を要します。幸い好天で車内は暖かい。
ダッシュボードの日なたに哺乳瓶をしばらく置いて中身を温めてから授乳しました。
授乳の前後に排尿もさせたので、パンパンに膨れていたお腹も少しは楽になったのか、
手の中で安心したように眠りだしました。まずは救助の第一段階を無事クリア。
その日の一切の予定を中止し帰宅し、体重を量ると。。。130g弱。
目はパッチリ開いて仔猫特有の紺色をしているし、へその緒は取れている所を見ると、
多分生後1週間位?昨夜か今朝までは親猫と一緒にいさせて貰えたのでしょうか。
引き離された仔猫も不憫だけど、親猫も切なかろうね。

※仔猫を捨てたヒト!何にせよ、これはれっきとした犯罪です。
あー。思いっきり罰金ふんだくって保護団体に回せば良いんじゃね?

※リンク先が切れていたので修正。2013/05/17 Mint
| http://airymint.com/blop/e2.html |
| 育猫日誌 | 08:13 PM | comments (0) | trackback (0) |
Vol.02
乳母とは眠くて痛いものと知る

昨夜急遽の暖房はお湯入り500mlペットボトルを布でくるんだ物を使用。
箱の両端に一本ずつ入れると中が狭くなるし、うっかりして中身のお湯が冷めた事
に気付かず、余計に体を冷やさせてしまったら元も子もないので↓に変更。
座布団タイプのホットカーペットの上に、ボトル飲料の深めダンボール箱をセットし、
下からペット用トイレシーツ、古い衣料と敷き詰め、隙間におくるみ兼お布団として
フリースの帽子を入れて当座の仮庵にしました。
2~3時間置きの授乳と排尿さえ済めば、夜も騒がずに丸くなって眠っています。
それでも時折り覗き込んでは、寒くないか、息をしているだろうかと心配になる。。。
子どもたちの乳児期に味わった感覚です。もう無いだろうと思ってたのに。

小さい細い爪をまだしまう事が出来ない足で授乳時等にむやみに引っ掻き回すので、
手の甲がところどころ傷だらけ。何故か顔からも血ぃ出てるしTT。
1~2週間踏ん張ってどうにか自立させられた暁には、良い思い出になる事だけど。
授乳と言っても本当に飲みが悪く、飲んでは休み、よたよたくねくねと奇妙な動きで、
あっちこっち放浪しようとします。まだお前だけじゃどこへも行けないんだよ~。
体重は135g。殆ど増えていません。便が出ないのでミルクが飲めないのかな。
| http://airymint.com/blop/e3.html |
| 育猫日誌 | 09:10 PM | comments (0) | trackback (0) |
Vol.03
猫ふんに狂喜するヒトビト

便秘三日目。さすがに不安になってきました。
掻き集めた情報によれば3~4日が限度で、それでも出ない場合にはマッサージや
半身浴、最後の手段は浣腸も考えなければならないらしい。
何はともあれ午前中に小さなお腹を『の』の字マッサージしてみました。
それから洗面台に連れて行って、暖かい湯に下半身を浸し、弱いシャワーで刺激。
ちーとも音沙汰が無さそうだったのに、昼食後の授乳のあと排尿をさせている最中、
良い色具合のをしっかり出してくれました。昼食が済んだばかりの家人にもご報告。
いつもだったらこんな話、食後にしたら当然嫌がられますが、今回ばかりは話が別。
人間どもが小さな猫のウンチに目尻下げて大喜びしてるんだから。。。変なうち。
体重、今日は140gに。出るものも出たことだし、良しとするか。
| http://airymint.com/blop/e4.html |
| 育猫日誌 | 10:21 PM | comments (0) | trackback (0) |
Vol.04
体重を気に病む

もともと生育状態が悪かったらしいのと、捨てられた時に冷えて風邪を引いたらしく、
鼻がつまり気味なので、ミルクを飲むのが苦手のご様子(飲ませ方が下手なのか?)
1回の授乳にえらく時間が掛かってしまいます。
『ちたちた』と音を立てて飲み、口を逸らして休憩、少し遊んで飲み、の繰り返し。
ネット上には、毎日20gずつの体重増加だなんて考えられないような話も含めて
色んな情報が書いてありますけどまあ、増えないものは増えないんだし。
あまりあちこちの情報に惑わされて気鬱になるのも癪なので、信頼出来そうな
仔猫を拾ってしまったら(ライフボートのサイト内)を見つけて参考にしました。

人間の育児と同様、全てがマニュアル通りにすんなり、なんて事はある筈もなく、
マニュアルどおりにならない事を気に病んでも精神衛生に悪いし、ストレスの素。
特に表立った病変や問題が無ければ、ゆったりした気持ちで見守りたいものです。
育成の途中で力及ばず儚くなってしまう事への不安も心の隅に常にあり、その際に
受けるだろう心の痛手から少しでも逃れようと名付けるのは保留にしていましたが、
呼び名が無いのもまた切ないので、幼名として『ちたちた丸』と命名しました。
由来はミルクを飲む時の音から。よく飲んで元気に大きく育って、の願いを込めて。
正式名は立派に育ったのを見届けてから改めて付ける予定です。@臆病な乳母
今日の体重は145g。
| http://airymint.com/blop/e5.html |
| 育猫日誌 | 04:24 PM | comments (0) | trackback (0) |
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