木の芽どき
アオキの花芽 暖かさに浮かれて咲いた桜たちは、花散らしの風や雨、花冷えの陽気に背中を押されて急ぎ足に去り、見れば辺りはもう、眩しい新緑が溢れています。
 咲き初めの週にカタクリの花との共演を見せて貰ったきり、次の週は曇って冷えたり強風が吹いたり、今週になったらもう散っていましたとさ、な調子で、のんびり鑑賞する機会は今年はナシでした。残念。

 日中は初夏だの夏日だのと言われても、朝晩の寒さはまだまだ健在。気付けばエアコンのスイッチにおずおずと手を伸ばす日が続いています。ヘタレ。

 タイトルの言葉、この時期アタマの方がアレになっちゃった方を揶揄する意味として使われますが、本来の意味は当然、青葉の季節とか新緑の候とかと同じ、鮮やかな緑を喜ぶ気持ちを表しているんでしょうに、そんな使われ方では可哀想。

 尤もこの頃の、日毎時間毎の気温差や、急な環境の変化にさらされる方の身になれば、心や体に不調をきたすのは無理もないという気もします。どうか大事にしてね。
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| 自然::花空風月 | 08:03 PM | comments (0) | trackback (0) |
早まった><。
幹から出てみました。 草木の水やりに苦労していた西側のベランダに、洗濯機の吸水口から分岐させるタイプの分水器(←発売元サイト)をとり付けて貰ったのは昨年のことです。
 便利になってマメに水やりをしたにもかかわらずアレもコレも枯れてしまった去年の暑さにはお手上げでしたが、水を汲んだジョロをえっちらおっちら運ぶ手間から解放されて随分楽をしました。

 今年もスナップエンドウの苗を植えたのを契機に、冬場取り外しておいたホースを繋いだのは良いのですが、階下の洗面所に置いた洗濯機から窓を通してホースを伸ばすためには、窓をホースの太さ分だけ開けておかなくてはならないのがネック。

 窓自体は固定具をセットしてあるので防犯上の問題とかではなく、隙間から吹き込む冷たい風が悩みの種です。このところほよほよと暖かor初夏の陽気だったりで概ね風は南から吹くけれど、ここ数日またぞろきゅっと冷え込み、おまけに西風が吹きつけてまだ震え上がるほど寒いワケで。窓の開放はちょっとフライングだったかもしれないなぁ。
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| 自然::花空風月 | 09:31 PM | comments (0) | trackback (0) |
五時寒(ゴジサム)
ブーゲンビリアの中の人w 長いこと「遅寝早起き」だった生活習慣が、最近は「早寝早起き」という健全な方向ににシフトしつつあります。以前は午前様に寝て明け方起きる、が平気だったけど、流石にこの頃は体力が持たない。
 起きるのが明け方4時か5時だと21時辺りには食卓で舟を漕ぐことも数々です。コックリコックリしながら家人らとは普通に会話しているらしいけど。

 日中は晴れれば夏のような陽気で、半袖でも問題なく過ごせそうなんですが、明け方、朝日が昇るほんの少し前と、夕方、夕陽が沈んですぐの時間は、周囲の空気がきゅぅっ、と冷え、ストーブやエアコンを点けるか、上着をもう一枚羽織るか、でちょいと迷います。丁度それが午前も午後も5時頃。日毎の寒暖差ってこんなにありましたっけ?
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| 自然::花空風月 | 08:25 PM | comments (0) | trackback (0) |
ムベなるかな。
ムベ 丁度1年前の今頃、近所の散策で面白い花を見掛けました。花の形や色、アケビに似ている葉の形、蔓性、など当時調べたものの、名前を知ることが出来ずにそのうち記憶の隅っこに潜るところだったのですが、暫く前に行った植物園で1年ぶりに出会えました。
 あ。コレコレ。植物園ならプレートがあるよね、なんて名前?ある、よね?無いの?

 蔓の根元から葉の先までジロジロ見回したけれど、他の花木にはほぼもれなく律儀にお側仕えしている、詳しい解説が書かれているネームプレートが見当たりません。取りあえずお写真だけは頂戴してその場を離れました。

 ちょっとガッカリしながら他を見て回り、帰ろうと向かった出口の少し手前、トイレに寄った建物の中に居た職員さんにダメ元で写真を見せて花の名前を聞いてみたら、スンナリ「ムベ」と教えて頂けたのです。おぉ〜、コレがかの有名なムベなのかぁ。

 タイトルにある天智天皇の言葉と名前や実の関連は知っていても、どんな花だろう?どんな実なのだろう?と疑問を抱えていたけれど、この度実物を知って大収穫。ささやかな充実感をおぼえました。こうなれば秋には実の味も是非確かめねば♪
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| 自然::花空風月 | 08:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
今年はヤル気だ!
カルミアの蕾 実家から貰って移植して以来毎年多くの花で楽しませてくれたカルミアが、ここ2〜3年文字通りパッと咲かない年が続いていました。移植すぐの負担は乗り切ったけれど、経年でダメージが表面化したのか?日当たりの乏しい家には不向きだったか?
 ちらほらとしか花の付いていない木に聞けるワケでもなく、ヤキモキと見守るだけでしたが。

 4月の半ば、あちらこちらに蕾が付いているのを発見しました。嬉しいことに今年は豊作のようです。ここ数日で、一つまた一つと立派な花塊が開きはじめました。酷い時には葉っぱばかり目立つ木全体に花塊が二つ三つ、折角付いた花塊で実際に開花するのは4〜5輪、なんて年もあって半ば諦めていた分、喜びも一入です。

 昨夏の猛暑が良かったのか、はたまた先の冬の厳冬が良かったのか、カルミアの事情は判りませんが、一つ思い当たるふしが無くはないのです。目の前の家はグレーの外壁で、なんだか庭の薄日も吸い取られてしまいそうなのだけれど、その向こう、少し離れた土地に昨年建った大きな家の外壁は真っ白。日の向きによっては、反射で庭に日が差し込むようになったのです。このほんのささやかなお日様プレゼントで、よし、今年は綺麗に咲いてやろうじゃないか、って気になってくれたのかもしれません。

 並んで植えてある、こちらも移植前を含めると樹齢30年近い白薔薇も、同じように花付きが悪かった年を経て今年は花数が多いところをみると、あながち反射光説は的外れではないような気がします。いっそ真っ白な塀でも立てるか。
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| 自然::花空風月 | 10:21 PM | comments (0) | trackback (0) |
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