Airy*Mint

　今年の獅子座流星群は17日～18日にかけてがピークとのことなんですが、このところぐっと厳しくなった冷え込みに、せめてベランダに出て空を見るか、布団の中でぬくぬくするのを取るか、現在検討中です。
　↑リンク先のサイトに、今年は期待出来るらしい話が載っているのを見てぐっと期待が高まり、事実なら見逃すワケにはいかないしなぁ。

　2001年のあの夜、音を立てて流星が飛び交った空は未だしっかり記憶に残っていても、そろそろ新しい映像を心に刻みたい。とは言え明け方は寒いしな～。先日の雨に濡れて風邪気味だしなぁ～。グルグルに防寒対策してでもやっぱり見たいけど。

　そう言えば小学生から通い詰めた五島プラネタリウムが閉館したのも2001年。
　星空を解説する係の人が皆口を揃えて「空が無い」と言ふ(「あどけない話」風)渋谷に住んでいた子どもの頃の一時期、建物の中のあの空が、一番綺麗な星空でした。

　一昨日の夕方に何気なく窓から庭を見たら、今期初の山茶花が一輪、暗がりの中にほわっと光っていたので、寒～とぼやきつつカメラ抱えて一枚頂戴しました。
　亡き祖母から受け継いだ大切な木が、今年も驚くほどたくさんの蕾を付けて頑張っているのは嬉しいけど、山茶花が咲くってコトは冬が来たよ～、ってコトで、寒くなるよ～、ってコトで｡｡｡ちょいと複雑。

　冬が嫌いと書き飽きた感もあるけれど、景色としての冬はかなり好き。
　息がほぉ～っと白い朝とか、眠っている間にこっそり世界を変えてしまう雪とか、クリスマスのイルミネーション、薄く透ける氷が雫を落とす様子。書けばキリがないけれど、ひょっとしたら冬の景色が一番表情豊かなのかも。見ていて飽きません。

　但しこちらの身は暖かいの限定で。

　↑の写真を撮ったのは暮れて間もない夕方です。まるで夜遅い時間のように辺りは真っ暗。あとひと月こんな日が続くと思うと、それだけで気分落ち込める体質(笑)。
　今、見上げる空は雲一色(？)。この分では楽しみにしていた獅子座流星群の観測はどうも無理そうです。12月中旬の双子座や年明け早々の四分儀座に期待するか。

　近頃豆猫が飽きずに日課にしているのは、ベランダにはらはらと落ちてくる枯れ葉に勢い良く飛びかかり、咥えてきて一か所に掻き集める遊び。
　豆猫の狩猟本能を刺激して散々楽しませてくれた八重桜の葉もそろそろ品薄状態で、ここ数日は虚しく上を向いて見張っているだけの時もあります。
　地面もベランダも枯れ葉の山。掃除しなきゃ。

　ケヤキの多いこの地域は茶色く染まる木が殆どで、紅葉シーズンといってもイチョウやモミジはちらほらですが、茶色と常緑の隙間隙間に少数ながら黄色や赤や、中にはオレンジや紫に色を変える木もあって、空の青をぐっと引き立てています。
　気の早い木は既に葉を全部散らし終わって、葉の落ちた枝越しに見える空の分量が多くなってきました。んー、綺麗♪暖かい室内から見るなら最高(笑)。

　朝の内荒れまくった雨が止み、12月とは思えないほど気温が上がったのは嬉しいけれど、一緒に去ってくれると期待した風が居残り。
　この時間になって更に激しさを増し、びょー、ごぉー、とオソロシイ音を立てて吹きまくってます。
　家では少数派の落葉樹である八重桜の葉っぱはもう数枚を残すのみ。じき、最後のひと葉。

　大きく開いている南側から見える神社の、鬱蒼と茂る木々もあらかた葉を落としたので、駅方面へ向かっての見通しがぐんと良くなりました。
　街の灯りやネオンには興味が無いけれど、風の強い冬の晩には、ざわざわ揺れる木越しに見える光がチラチラして綺麗。まるでクリスマスイルミネーションみたい♪

　紅葉シーズンも終了間近になって、今年も紅葉狩りなどという風雅な余暇はなかったなぁ、と少々後悔。
　この夏は炎暑で出掛ける気も起きず、長い残暑が終わったとみるや秋を飛ばして冷たい雨。スズメバチやジョロウグモが元気な時期を避けてそろそろ、と思った時には既に寒風が吹きだして寒かった、のが出不精に拍車をかけた要因でした。

　なんだかだ理屈を付けて出渋っていないでさっさと一歩踏み出せば、そこはそれ、井の頭公園の周辺を駆け回った野猿の如き幼少時がフラッシュバックして、自然の中で遊ぶことがうきうき楽しくてしょうがないってタイプなんですが｡｡｡

　小学校の遠足で行って以来の高尾山に、今年こそ出掛けようと年頭辺りは思っていたんですが、先日のニュース映像を見てゲンナリしました。
　あれでは山を見に行くどころか満員電車の様相です。ましてマナーもへったくれも無い輩が多く、きっと人疲れで嫌な思いをするのが関の山。

　革靴・ブーツ・サンダル・ハイヒール・ミニスカート・スーツで登山する若者たちや、元気で登ってきたとは言え歩けなくなって立ち往生する80過ぎの高齢者、人混みを避けようと樹木保護のために張られたロープを無視して立ち入り禁止区域に入る者、とか。
　老若男女揃いも揃って一体何考えてんだか！腹を立てに行くのも癪なので、ブームが下火になるまでお預けにする事にしました。そのうち飽きるっしょ。