Airy*Mint

　いよいよ明日から師走…ってことで、手始めに玄関脇の窓を取り外してガラス戸と網戸を丸洗い。
　飛び出し防止のため豆猫にケージ入りして貰い、ペンキ刷毛と掃除機でサッシ枠の土埃を払ってから洗い上げた窓を戻し、クリスマスツリーのジェル飾りをペタペタ貼って完了。普段よりちょっとだけお洒落になった窓を見て、なかなか良いじゃん、と喜んでたんですが｡｡｡

　豆猫をケージから解放し、冷えた体を温めようと熱いコーヒーを飲み、さて次に移るか、と窓に目をやって異変に気付きました。さっき貼ったばかりのジェル飾りの、ベトレヘムスターが無い…他にも星と丸の飾りが1個ずつ…無くなってる｡｡｡え、えー？
　辺りを探し回ったら、少し離れた床に一つ、猫トイレのシリカサンドの中に一つ、どうにか見つけましたけど、もう一つ、肝心のベトレヘムスターだけはとうとう行方不明のまま。
　拙いな…ひょっとしたら何でも口にする癖のある豆猫が食べちゃったのかしら。

　Guyらが小さい頃に、異物の拾い食いを避けるために何でもかんでも高い所に片付けていた時期がありましたが、平気で高い所へも登ってしまう猫にとっては赤ちゃんと同じ対処方法も効果無さそうです。だからと言って何も置かない殺風景な部屋ではつまらないし｡｡｡
　いっそのこと口にされたくない物には端から唐辛子でも塗っておくかなぁ。

　豆猫がしきりに間仕切りのドアを気にして何かを囓ろうとしている様子。また何を喰おうとしてるんじゃ、コイツは！と屈み込んで見てみたら、食べたとばかり思っていたジェル飾りがペタリと張り付いてました。
　あー良かった～、食べてなかったんだね？行方不明だった飾りが全部見つかって、とりあえずひと安心。猫トイレ検査から解放されました。

　今回は幸い杞憂に終わったけれど、豆猫の行動を見ている限りは全く油断がなりません。ジェル飾り…ボツ、クリスマスツリー…ボツ、小さな飾り物もみんなボツ。えらく殺風景なクリスマスになりそうです。お供に猫を選んだ以上、まー仕方ないやね。

　ただでさえ表示が遅く思えるココには付けたくても無理かなぁと諦めモードですが、こねこねTVってのが可愛くて、星に帰った(らしい)ハーボットの後継としてどこかのページに置こうかしらん、と考え中。周囲無しで動画だけならなお良いんだけど。

　玄関を入った右手にあるキッチンとの仕切り壁に、w40cm×h70cmほどの窓があります。
　家人が帰って来た時にキッチンに立っていてもその場からお帰りが言えるし、直接お土産を手渡して貰うことも出来る優れもの。キッチン側に開くガラス戸で、はめ込み式のルーバーを玄関側にセットすれば、訪問者からはキッチンが見えなくなる仕掛けです。

　最下端が玄関側からは肩の、キッチン側からは肘の高さにあるその窓、夏場はキッチンの風抜きのためずっと解放していたせいで、いつの間にか猫らの通路、という役目も担うようになりました。うーん、中はキッチン、外は玄関なのに、良いのか？それって。

　さっきふと見るとポツポツと油のハネが目に付いたので、キッチン側からバタンと閉め、薄めたオレンジXをスプレーしてキュッキュと磨いていたんですが、その鼻先に小にゃんが玄関側から飛び付いてごっつんとガラスにぶつかってました｡｡｡
　夏の間いつも開いていた窓が、閉まる物だったのを忘れちゃったのかしら｡｡｡それともあんまり綺麗に磨かれて、ガラスがあるのに気付かなかったって事で良いかい？

　開けてやったらちょびっと解せないような顔をしながらキッチン側に降り、すかさず窓の高さの台に飛び乗って窓拭きをじっと見てたんですが、暫くするとそこへ今度は豆猫が玄関側から参上。ガラスを挟んで両方からお互いの姿をしげしげと見合ってました。
　何をするにも付きまとわれて、倍ほど時間がかかると腹の立つ事もあるけれど、こんな愉快なシーンを見せられては不平も吹っ飛んじゃいます。あ～楽しい窓ふきだった♪

　雨でベランダに出られない猫らは、家中あちこちの窓から外を眺めて無聊を慰めているようです。
　中でも庭が一望できる＆暖かいファンヒーターの上は2匹して取り合いするほどお気に入り。
　たま～には2匹並んで仲良く座っている事もあるけれど、大抵は小にゃんを追い出した豆猫がこんな風に陣取ってお外の監視。

　まだ勢い良く緑を茂らせるカルミアの葉に、八重桜の枝から落下した大きな水滴がポトンと落ちる度、「にゃにゃっ」とか「カ・カカ」とか声を上げて、尻尾をバタバタ振り回してます。
　虫か鳥が飛び回って葉を揺らしていると思っているのかな。

　このところの冷え込みがどうにも寒くて堪らないのか、猫らの後追いが止まりません。
　PC前に座るとまず小にゃんがやって来て膝の上にどすん。何度か向きを変えて落ち着く体勢を模索すると、キーボードと腹の間の狭い空間で爆睡します。
　大きくなった背中越しにやっとやっと、変な格好に手首をねじ曲げてキーボードを打つのは楽じゃない。

　小にゃんの体分だけ遠退いたモニタは見難く、椅子は後ろに引き気味なのに、良く見ようとモニタ側に頭を寄せて体は前屈み。お陰で腰がパンパンになっちゃいました。
　それでもまだそこまでなら許容の範囲なんだけど、その様子をじと目で見ていた豆猫が、辛抱溜まらん、と膝の上を目がけてジャンプ。太ももに2匹の猫って…重いよぉ。　
　更に更に追い打ちは続き、狭い場所でお互い譲らず場所をキープしようと押しくらまんじゅうを繰り返した挙げ句、そのうちそこで取っ組み合いを始める始末…処置無しです。

　「あーもー無理！」と一旦作業の手を止めて、膝から2匹を降ろして椅子の上を譲り、階下の用事に切り替えて階段をおりると、数分もしないうちにキャツらもトコトコおりて来て、今度はファンヒーター前の特等席…つまりσ(^-^)の席を陣取るって寸法です。おいおい！

　自他共に認める猫つかいとしては嬉しくないこともナイ(複雑)けどさー。目的は確実に「暖まりたい」か「何かオクレ」なのが見え見えだもんな～。