2009,08,06, Thursday
ほぼ水中並みの暮らしを強いられる毎日に猫らの食欲はすっかり落ちて、これか?あれか?と目前を変えて出す餌もお残しが目立ちます。
気候のせいだけでなく、ストレスやら体調やら様々な要因が猫らに言わせればあるんでしょうし、空腹が耐えられなくなれば不味くてもイヤでも食べるだろうから無視するのも手ですが、それもあんまり気の毒です。 アレなら食べるか?コレはどうだ?と猫餌売り場を漂流して歩くうち、ストック場所に置かれた猫餌は現在8種類に増殖しました。賞味期限内に食べきれるのか? 2年前の猫餌騒動は、小にゃんが成猫用の餌を食べられるようになった頃に自然と解消したんですが、今度も豆猫の成長を待つのが一番の解決法かもしれません。 写真の猫餌は左から、アイムスとユーカヌバのそれぞれシニア用、ニュートラム(リンク先は販売店)のヒ尿機能改善オス猫用。どれも家の『ヒトたち』よりは贅沢な食事かも。 栄養の偏りを気にしなければ、茹でてほぐした毛鹿鮫を美味しそうにカツカツ食べている姿を見る方がなんぼか嬉しいんですけどね。。。 |
2009,08,12, Wednesday
長く小にゃんに占拠されて不自由だった左腕が自由の身となり、ようやくキーボードが打ちやすくなったと安心したのも束の間、床を歩き回るだけだった二次元の生活からあっという間に進化して高さの概念を手に入れた豆猫が、しっかり後釜に収まることにしたようです。
入り口のドアから一直線にスキャナへ駈け登り、キーボードにダイビングして来るのがネックですが。 賑やかに音を立てるキーボードもまた面白くてならないようで、わざと小股で幾つかのキーを押しながら愛機の前まで進み、そこらの物にひとしきりじゃれたりあれこれ噛んだりしてから体勢を整え、おもむろにキーボードの端に頭を乗せてさー就寝準備完了。 控えめ~に乗った膝から頭を出して腕枕にもたれた小にゃんの、思えばなんと奥ゆかしかったコト。 ヤレヤレ。こうなるとタイピング系の用事はまったくお手上げ。マウスだけで出来る事や周辺機器でやれる事に切り替えてちょっと時間潰しです。 ひょいと抱えて下に降ろせば大人しく別の場所へ行ってくれるので、急ぐ時にはそうしますが、それ以外は好きにさせています。この小さな小さな隙間に寝られるのももうあと少しですもんね。 |
2009,08,17, Monday
2~3日前、夏休みの同居人氏が洗濯干しを買って出てくれた際に、すぐ目の前の竿に飛んできたセミを写したそうです。木があるのに何もワザワザ、ねぇ。
もっと前には乾いたジーンズを取り込もうと外して引っ張ったら、そこから慌てて飛び立ったのが居たところを見ると、この物干し竿辺り、案外セミの人気スポットなのかもしれません。おしっこしないでね。 今朝、車の後輪の後ろにセミが一つ、胸の上で手を拝むように揃えて仰向いて落ちていました。つまんで土の方へ移したけれど、短い夏に心残りが無ければ良いんですが。 お盆を過ぎた途端、一気に秋の気配が近付いて来たようです。昼のセミ合唱団からバトンタッチされた夜のコオロギ合奏団が賑やかに公演を開始しました。 タイトルは……蝉時雨を考えていたら、セミの「声」の時雨じゃなくて、本物のセミがポトポト降る時雨だったら嫌だろうなぁ、なんてオバカな事を夢想しちゃったもんで。 |
2009,08,18, Tuesday
ここ数年無かった朝の内の凌ぎやすさに誘われて、2階の用事は午前中、それも南からの日光がきつくなる前の早い時間を狙って片付けています。
ここ数日の陽気なら、夏休み中聞かされる大人の口癖「宿題は朝のうちに済ませなさい」が理解出来ます。熱帯夜~朝から暑い、が当たり前だと、宿題を朝やる意味が判らないですもん。 開けたベランダに飛び出していく猫らも珍しく来ないので、コピー機の音が煩くて敬遠しているのかと思ってたんですが、用事を済ませて下に降りたら原因が判明しました。 ドア解放の一階トイレに豆猫が閉じこめられてニーニー鳴いているし、猫又と小にゃんはドアの前を心配そうにうろうろ行ったり来たり。 猫運動会の勢いが余って、ドアが閉じてしまったんでしょうか。それとも手に負えないやんちゃさんを戒めるために、猫又がバタッとドアを閉めて「反省しろ」とやったのか。 急ぎ開けると、ドアの前には引き出されてうずたかく詰まれたトイレットペーパーの山。腹立ち紛れに引っ張り出して、盛大に鬱憤晴らしでもしてたんでしょうかね~? 苦労もせず上手に開けられる寝室のドアノブと、トイレのドアノブはまったく同じ構造なのに、猫又がそこに居ながら開けなかったって事は…やはり躾けの最中でしたか? |
2009,08,29, Saturday
のんびりと遅めの昼食を終えて、そろそろ買い物でも行こうか?と支度を始めた頃、豆猫の姿が見えないことに誰ともなく気付いて捜索が始まりました。
「居る?」「居ないよ」「そっちは?」「ここも居ない」 いつも寝ている辺りを覗きまわりながら名前を呼んでも「にー」とも返事が無い。餌の容器をカサカサ振っても、小にゃんが物欲しげに出てきただけでした。 プランターの土の上にとてっと座り込んだり、土を必死にほじくり返している姿を、洗濯物を干している最中にベランダで見てからは、そう言えば一度も目にしていない気がします。 気が済んだら自分で部屋に入れるよう、窓も網戸も開けたままにしてあったのを、誰かがうっかり閉め出してしまったか?と再度確認しても、窓は開いたまま。豆猫の姿も無し。 いや困った、と家中がにわかに騒然としてきました。生まれた環境に近い「土」に触れたことで野性が目覚めてしまったのかもしれない。高い所に平然と登れるようになったのを良いことに、柵を跳び越えて出て行ってしまったのかもしれない。予防接種もまだなのに。。。 とにかく外出中に降られては、と気を利かせて洗濯物を取り込みに二階へ向かった同居人氏の足元に、ドラフターの裏から伸びをしながら出てきて「何かあったの?」と見上げた豆猫が確保されたのは、騒動から暫く経った後の事でした。冷や汗かいて損した。 その辺、充分探したんだけどな~。屈み込んで呼んだのに、爆睡していて気付かなかったらしいんですけど、何かこー。猫ってそんなに警戒心無くて良いのか? |