Airy*Mint

　プールで泳いでいて耳の中に水が入った時の、あの感覚が2年振りに再発しました。プール・海・風呂で泳いでないし、水も入れた覚えは無いんだが｡｡｡
　リンク先の経緯から前に行った医者に行く気はしませんが、またぞろ外耳炎になるのも嫌なので触らぬように手が耳に行きそうになるのを堪えてます。以前と同じなら数日すれば治るでしょうから。気持ち悪いけど。

　幾つかの不具合が出てくるお年頃なので、その内に診察を受けたいと思いながらも、今まで会った医者を思い浮かべる度「イイヤ」と投げ出したくなります。
　医は仁術を実践せい！はさすがにこの時代では無理な願いかもしれないけれど、せめてもう少しだけ患者に寄り添う心を持った医者に、一度で良いから会ってみたいなぁ。

　つい、と手を伸ばせば届きそうなほど(コラコラ)近くでピカピカ輝いている、真っ赤なザクロが落ちそうで気が気じゃない｡｡｡お隣のだけど^-^；
　ベランダから眺めてみれば、カリンも黄色く熟した大きな実が木の下にコロコロ転がっているし、鈴なりの柿の実もそろそろ同じ運命を辿りそう。人の家の物だからこちらには何の権利も無いとはいえ…勿体ない。

　ふと我が猫額庭に目を戻すと…偉く大変な思いで前の家から移植したビックリグミはびっくりする渋さだし、無花果は蟻の巣になって朽ち、結局数個食べたきりだし(現在鉢植えでリベンジ中・食べられるのはいつの事やら)、ブラックベリーはお隣に越境するのを阻止しようと剪定しすぎて、ここ数年花も咲かなきゃ実もならないし、山椒は植えてすぐにハラハラと枯れ落ちたし、アケビはと言えば花は咲けども実はならず、だし。
　辛うじてブルーベリーがちょぼちょぼと、植えたばかりの梅の実がちょぼちょぼ、ベランダ菜園はそこそこ収穫出来るけど、意地汚く目指した「食える庭」はいつの間にか、八重桜と薔薇とカルミアと山茶花が、緑濃い葉の中で控えめに花を咲かせる庭に変貌しちゃってる｡｡｡それはまた別の楽しみはあるのだけれど…食い気が満たされない。

　いやいや、物羨みはすまじきことなりとか。宇治拾遺物語『鬼に瘤取らるること』より。

　夏に開店して便利になったと喜んでいる近所のスーパーは、未だに連日大盛況が続いています。
　普通この辺りでスーパーが開店しても、ひと月ほどで開店記念セールが終わる頃には客足が落ち着くんですが、たいして広くない駐車場にはかなり遠方からの車が長蛇の列で、前の店の頃とは大違い。なんせこの駐車場に警備員が大勢居るなんて初めて見たもん♪

　同じ場所、同じ業種、尚かつ同じような売価設定なのに、経営が変われば変わる商売の不思議を見る思いです。親族に一切商売人の居ない家に生まれ育ったので商売の事はまったく判らないけれど、経営の手腕一つでの変化を見て、結構楽しませて貰いました。

　　そんな混雑を避けて、その店での買い物は極力平日の夕方に徒歩で済ませるようにしています。それでも寒かったり雨だったりすると車、更にどうしても土・日に重なる時があって、丁度先日の日曜の午後がそんな時だったんですが、店内にはまたいつもに増した人の波。

　でね、みんな嬉々として手当たり次第にカートを満杯にしてるんだけど、良く見ると平日より値段の設定が高い。事実しょっちゅう来ているらしい人が「今日は高いね」と小声で言うのも耳にしました。なーるほど。平日の値段よりは高いけど、遠方からこの時だけ来る人は「なんて安いの!?」と思う金額設定ってワケだ。上手いことやってる～。

　当然「今日は高い」と感じた近所の常連としては、必要な物だけ買ってその場を退散し、日曜日は余程差し迫った買い物が無い限り、この店には近寄らないことに決定。このご時世だもの、自己防衛しなくっちゃ。ちょっとみみっちいけどね。

　火曜の朝、某有名サプリ＆コスメのオンラインショッピングを初めて利用しました。残り少ないサプリメントを買うため、日数はどれほど？と配送に関しての記述を確認すると「午前中の注文なら翌営業日」とあったので、おぉ！それは素早い♪と早速手続きを済ませ、翌朝(昨日ね)はポッケに印鑑と代引きのお金を用意して待ちましたが…午前中いっぱい待っても来やしない。

　まぁ、まあね、一昨日の午前中に頼んで翌日の午前中に届いたらこりゃもう早すぎるワケだし、午前指定しちゃった手前届かなくてもあたりまえかぁ、と。きっと明日(今日ね)届くんだろう、と今日も朝から宅配便の車が来るのをちらちら気にしてたんですが…来ないじゃん！

　何だよ、嘘書いてるのか？と、午後になってサイトの購入履歴をもう一度見直したところ、下の下のしたーの方に「初めてのご購入の場合は少々時間がかかります」的な文言が書いてありました。今回の商品は10月31日以降の配送を予定しているとも。念のため宅配業者のサイトで配送番号を確認すると、今日の午後やっと東京に到着したらしい。

　2階だとたまにチャイムが聞き取れないことがあり、在宅なのに何度か不在票を置かれた苦い経験から、時間指定のその時間帯は1階に居て、更にちょくちょく外を気にするようにしてるんですが、何だか二日分の午前中をまるまる待ち惚け喰らった感じ。

　今回は自分の粗忽が招いたことだから仕方ないですけどねー。確認しなかったら鬼のような顔で宅配業者に「遅い！」と噛み付いてたかも｡｡｡あぶなかった。

　開いている窓からふぃっと煙の匂いが入ってきて、家で何か焦げてるのかと一瞬驚きましたが、ああ、どこかで燃やす焚き火の匂い。
　以前はこの時期になるとそこら中で煙が上がっていたんですが、ダイオキシン騒動で野焼きが禁止になり、反古紙や枯れ葉しか焼かない学校の小さな焼却炉さえ不可になってさっさと撤去されたのに。

　そろそろほとぼりが冷めたのか、たまに焚き火を見かるようになりました。
　通る時に呼吸困難になりそうな大仰な煙を出したり、畑で使ったビニールを燃やしてモクモクと黒煙を上げたりなんて非常識なので無ければ、ちょっとくらい落ち葉を焚く煙が漂っている方が秋らしくて良いとも思いますが。

　子どもの頃、裏にちょくちょく焚き火をするお家があって、通りがかるとそこの家のお父さんが「あたっていきなさい」と誘ってくれました。落ち葉の中には栗やお芋なんかがこっそり仕込んであって、その家の大勢の子どもに混じってお相伴させて貰ったものです。

　まあるくなって焚き火を囲んだ中に入ると、一番小さい自分の所にいつも煙が寄ってきて、今では原理が判るけれど当時は「なんで？」。ボロボロ涙を流しながら、それでも暖かさと餌に釣られて傍を離れずに何が焼きあがるかとワクワクしながら待ってましたっけ。

　昭和は遠くなりにけり…か。