2012,10,06, Saturday
近所のスーパーから出たところで、旧い知人に会いました。同居Guyが中学生の時に役員仲間だった、小柄で可愛くて、いつもオシャレな元気者。
確か去年の冬にやはりばったり会った時、軽く近況報告の交換などして以来。その後どう?との問いかけに、迸るように口をついて出てくる内容の一つ一つは耳を疑いたくなる惨憺たるものでした。 彼女の近いお身内が巻き込まれ、彼女自身も少なからぬ迷惑を被っている身の毛もよだつような災難の数々は、ソレってドラマ?小説?ワイドショーネタ?と聞きたくなるくらい酷い話。似たようなニュースを何度か耳にしたまさにソレ。 相当キツい思いをしているだろう彼女は、30分近くの立ち話の最中、身振り手振り、口真似まで上手に交えて、そんな状況でも終始元気で明るい笑顔を見せていました。強いなぁ、自分が同じ立場だったら、きっと真っ暗な顔してるところです。彼女自身、大病をして復帰したという経緯もあるのに、ホント、尊敬します。 いつかきっと、良い形で決着がつきますように。 |
2012,10,15, Monday
住み始めて16年も経つと、周囲の環境も随分と変わります。辛うじて頭の方が見えていた富士山も、高く打ち上がるのだけは見えた花火も、今は昔。
駅周辺や表通りが一層賑やかになって、新しい食べ物屋さんなんかが出来るのは嬉しいのだけれど、ただでさえ少なかった空間が日に日に減っていくのを見ると、閉塞感に息苦しさをおぼえます。 周囲の建て替えや増築で風の抜ける道が塞がるなか、長く変わらなかった東南の広い空間で、先頃から建売住宅の造成が始まりました。道路や上下水道管を入れるブルドーザーやショベルカーのキャタピラの振動や、作業する人たちの大声が凄まじい。 近頃平日が以前より憂鬱なのはその音に過敏になっているせいです。残り少ない開放感を奪われる寂しさから過剰に反応しているのかもしれませんが。 登校するGuyらが向こうの道路の角を曲がるまで手を振って見送ったり、神社の小さな杜の、春は桜、秋は紅葉に染まるのを見たり、木の葉が落ちた真冬には遠く駅周辺の灯りがチラチラ瞬いたり。なんとも素敵なロケーションでした。 尤もマンションの高層階でもない普通の二階建ての家でこんな贅沢が出来たのは、たまたまお隣りの庭がちょー広かったり、今回家が建つことになったその土地が長く空いていた、という幸運に恵まれていただけのことなんだけどね。 |
2012,10,28, Sunday
朝から降ったり止んだりの、雨の日曜日でした。止んでいてもどーんよりと重い雲がかかって、頭痛はするし目は痒いし、何より寒くて寒くて。
ちと贅沢かと思いましたが、風邪をひくより良いよね、と開き直って早々に暖房を入れました。ヤだなぁ、冬。<既に晩秋と思ってない。薔薇とか紅葉とか、まーだちっとも堪能してないんですけど。 記憶違いでなければ、去年も残暑が長引いたと思ううちに急な冷え込みで、なんだかこのところ本来の秋が短くなっているんじゃないでしょうか。例えば半袖→長袖ブラウス→厚手の衣料、の流れが、半袖からいきなり厚手に進んでしまうような。今日の外出に、薄手ダウンを羽織るかどうか、暫く悩みました。 あ。結局着ていかなかったのは、少し気が早いか?という思いと、しまっておいたのを出してみたら表地がシワシワだったから。コレ、皺取れるんだろうか?一緒にしまっておいた厚手ダウンは何ともないのになぁ。大失敗の巻。 ざっと調べたら、ぬるめのスチームアイロンを離してかける、か、優しく洗って、干す際に伸ばす、が解決策らしいのでとりあえず試してはみますが。 タイトルは今日延々と脳内リフレインした曲の歌詞。歌っていたのはJ・藤尾、でしたっけ?その昔の、明星即席ラーメンのCMソング。あの方、ご健在だろうかとググったら、某有料老人ホームでお暮らしとか。ってかご入居者のお二人が共演って・・・長沢純も?芸能界に疎くて知らなかったけど、生まれ年('40年、'41年とのこと)を見ると親と同世代だったんだなぁ。子どもの目には、ずっとずっと上の世代の人だと思っていました。降る雨や 昭和は遠くなりにけり。 ※翌日(10/29)追記 この後ちゃんと調べたら、歌っていたのはミッキー・カーチスだったそうな><。子ども心にミッキーだかジェリーだか知らんが、外人みたいな名前の人、って受け止め方をしていたらしい。今となっては少なくとも、ミッキー・カーチスのキャラが、坊やに優しく問いかける歌詞のイメージからかけ離れているせいもあるんでしょうけど(笑)。 同居人氏に口ずさんで聞かせたら、そんな歌知らない、と一蹴されました。んぁ?同年代だろうが!当時CMで流れていたのとは微妙に違う気がするけれど(コレも思い込みかな?)試聴できるサイトがありました。3. 明星即席ラーメンのうた(まんま)。右にある試聴ボタンクリックで聞けます。(要Flash Player。音出ます・・・当然か) |
2012,12,13, Thursday
若い頃は体力に不安が無かったので、家人らの扱いは下にも置かず男子厨房に入レズ、隅から隅まで面倒を見るのが自分の楽しみでもありました。
その頃は将来こんなにも何かにつけて疲れ果てるヒトになるとは想像もせず、アレもコレも自分が引き受けて平然とこなせた。ので家人らに手伝って、のひと言が言えないヒトでした。良くやってたよねぇ。 でね。いざ体が不如意のお年頃になり、アレもコレも手伝って〜、とようやく素直に頼めるようになったと思ったら、肝心のお相手たちは米のとぎ方も畳んだ衣類のしまい方も良くわかんね、な方々。一から躾け直して、少しでも自分が楽しようとやっきになってる。<イマココ。あぁ、早くからやり方教えておくんだったな〜。 双子座流星群、今夜がピークだそうです。空は晴れ、月は見えず、絶好の流星日和♪一つでも見つけて願い事を聞いて貰おうっと。 |
2012,12,16, Sunday
女が選挙権を持てた事を直に喜んだ世代の祖母の影響もあって、「国民の義務」である選挙には行きますが、一度として投票した候補が当選したことは無い。間違っても幸運の女神ではないってことだねぇ。
何はともあれ、連日候補者の名前を連呼して通るウルサイ選挙カーが姿を消すのはありがたい事だ、と。取りあえずソコ、喜んどこうかと思います。 大体やね〜(誰?)、この暮れも押し詰まった忙しい時期に、世間ではインフルエンザだ、マイコプラズマ肺炎だ、ノロウイルスだのの感染が危惧されて、なるべくなら人の多い所へは出向かぬことを奨励しているのにさ、さー皆さん、選挙ですよ、って。するかね?まさしく国民不在を絵に描いたようなおハナシだと感じた次第。 案の定、投票所はマスクさんやゲホゲホさんでいっぱいでした。数日後、「国民の皆様」がバタバタ倒れるような事態になりませんよーに。 |