Airy*Mint

　Halloweenが終わる前から早々に売り場のレイアウトが変わり、気分が全くついて行けないままにすっかりクリスマスモードになっちゃってからふた月。
　ようやっと本番が近付いたと思えば、売り場は鏡餅とお飾りで埋め尽くされていて、クリスマスケーキの箱を手にお飾りを物色する人たちを見ていたら何だか不思議なキモチになりました。あー目まぐるしい。

　色々面倒かけたから、と義母が通販で買った蟹を手渡され、チキンでもケーキでもなく、量だけ山盛りてんこ盛りのモソモソした蟹が載った食卓。模様替えも片付けきっていないダイニングで口数少なく食べました。何かもーあるべき姿が不明＞＜。

　連絡をしなかった某♀から例年通り、プリントごっこで肉厚に盛られた賀状が届き、地デジになったら画面に映る肌の酷さに驚いている、括弧でくくって人ごとでない、等々書いてありました。
　もう数年会ってないけど、ヤツは自分より2歳下。つまり半世紀を超えて生きているんだし、何を今更、って気もするが。女優に皺があって何が悪い！

　アメドラを見ていてもの凄く好感を持てるのが、ちょいと年のいった女優がきちんと年をとっていること。若作りのつるつるじゃなくても堂々としていて気持ち良い♪
　それにひきかえどこかの国では、皺を恐れて目だけ笑わないのとか、なんか知らんが変なモノを注入してパチンパチンに浮腫んだようなのとか、実年齢にそぐわない若さ＝美しい、の構図があるらしい。どう足掻いたって年を考えたら気色悪いっすケド。

　もうじき三十路、の頃、目尻を気にして鏡の前で溜め息を付いていたら、たまたま通りがかった気の合う同僚♂がひと言、「笑い皺があるってことは良く笑う＝幸せって事だろ？」みたいな声を掛けてくれて、なんか妙に納得したことがあったっけな～。

　家人たちからはワガママの極致みたいな言われようをする事がありますが、実際のところはトイレの順番すら人に譲る他者中です。いや、ホントに。
　地球はお前を中心に回っていると思うのか？と問われれば、躊躇無くYesと答えるけれど、それは勿論哲学的な観点で、自分の周囲の物は自分の存在無しには存在を認識し得ないのだから、と言う理由だけど。

　猫は自己中な生き物ともとより知ってはいるけれど、豆猫ほど「ワタシ様」なのも、今までの友猫には居なかったような気がします。自分の食餌はキープしたまま小にゃんを押し退けてパクパク。小にゃんを「退きなさいよ！」と追いやって暖かいベストポジション奪取。
　現場をヒトに見咎められてきつく叱られても平気の平左、屁の河童。

　思うまま気ままに生きるその態度はまさに天上天下唯我独尊。ちょっと羨ましい。

　この時期スーパーの入り口を飾る、方や～豆の山、此方～チョコの海、と並ぶ商品を見る度、節操が無くて恥ずかしいこと、と足早に通り抜けています。
　そんな赤面の感覚、及び去年、一昨年と声高に否定しておいて非常にアレなんですが、拠ん所ない事情で同居Guyが持ち帰った海苔巻きを前に、とうとう恵方巻の洗礼を受けることに相成りました。

　いやまぁ、目の前にあってしかも食べられる食品を捨てるなんてのはマニュアルに無いし、節分になると思い出す彼女のコテコテ大阪弁にいつまで嫌悪感持っていても詮無いことだし、目新しい事を経験出来るのはそれはそれで面白いかも、てな感じで。

　ほんと言うと恵方巻と名乗っちゃおこがましい干瓢の細巻きが2本、1本は責任を取らせるため同居Guyに、もう1本を二つに切って同居人氏と分け合い、方位磁石で確かめた恵方 - 南南東 - を向いて、揃って無言でもぐもぐもぐ。すべて昨夜の話だけど(爆)。

　こんな事を毎年していて咽せて死ぬ人は居ないんだろうか、とか、あのぶっとい本物(？)の恵方巻を一本、終いまできちんと食べきれる人っているんだろうか、とか。
　しょーも無いことばかりが頭に浮かんで、途中笑いを堪えるのに必死でしたが、お祈りだけはしっかりしておきました。イヤ、だから昨日は節分前だってば！

　良いと聞けばまずは試すタチなので、例えばリフトアップのマッサージとか、こりをほぐす体操であるとか、この症状にはこのツボ、なんて聞くとひと通りやってはみるのだけれど、とにかく続かない。
　１週間から10日も続けば良い方で、飽きるのとは別の「忘れる」症候群で、いつの間にか次の事に興味が向かっちゃいます。極めるタイプじゃないらしい。

　忘れずに毎日続けていればそれなり成果は出るのかもしれないけれど、日々の情報を鵜呑みにマッサージやら体操やらツボ押しやら、果ては食品やサプリ、と取り入れていたら｡｡｡まず間違いなく体壊すな。

　久々気合いを入れて学習時間を設けています。各2時間×2。寝る間は惜しいのでホドホドに。ちったあ身についてくれますように。＜他力本願かっ！