Airy*Mint

　闘病記でもあるまいと、体調の悪さを喧伝するのは極力控えているけれど、今日家人と話をしていてふと気付きました。咳や頭痛、鼻とか顎の不調とか、胃が痛い足が浮腫む等一つ一つの症状が、いつ頃出て何日くらいで収まった、というような些細な覚書って、将来結構大切な自分記録にもなりそうですよね。
　他所様が読むと思えば書きづらい事だけど。

　祖母が生前、見たTVの内容や食べた食事、家族や電話での会話の要点、出かけた場所の覚えから選挙の結果等々を、読めないほど(笑)の達筆で書き留めた多くのノートを形見に貰い、今でも手元に置いてあります。ノート自体は滅多に開いて見る事はないんだけれど、MONTBLANCの骨太な線で書かれた文字がそこにあるだけで心強い♪　
　こういう物を遺して貰えた有り難さをしみじみ感じながら、小学校低学年の自分をふいと思い出しました。あー、夏休みの字の練習、膝裏に汗をかいて切なかった〜。

　下手っぴと毎日祖母からチェックを受けながら、一日百文字をチラシの裏に書いた修行はそれなりの効果があったのですが。最近ちっとも手書きをしないために下手っぴぃに戻ってしまった字を書くために、託されたまま引き出しにしまい込んだきりになっているMONTBLANCを出そうものなら、またぞろ祖母に叱られちゃいそうだナ。