2011,03,14, Monday
昨晩になって詳しい情報も無いまま発表された輪番停電。詳細不明のままいつもより2時間早く起き、計画停電と名を変えて決行されるとの情報をTVで確認しつつ、とりあえず湯を沸かし洗濯機をかけ部屋を暖め、と可能な準備に家中を走るオバサン1名。
大規模な停電の開始時間を待ちながら、不覚にも緊張して固唾を呑みました。 ようやく繋がった東京電力のHPを見ても、TVでアナウンサーが読み上げる地名を聞いても、2つのグループに名を連ねた家の地域が、実際はどちらのグループに入るのか、両方の時間で停電になるのか、すら判然としない混乱状況。予定の時刻を過ぎても消えないTV画面で電車の運行状況を確認しつつ、では家は第2グループなのか?と思いかけた時、とりあえず第1グループの停電は見送った、との発表がありました。 1時間後には更に、このあと10時までは停電の可能性はあるのだと訂正報道もあり、とにかく何がどうなっているのかグダグダ。ネットで情報収集出来る自分ですらこうなのだから、その手段を持たない人々は尚更混乱の極みと思われます。 個人宅のみならず、電車は止まるし信号も消えるそうだし、ただでさえ商品棚がガラ空きのスーパーでも昨日の時点で急遽閉店の可能性を知らせられたのに加えて、直前の発表と訂正に翻弄されるのでは不安が倍増しそう。 これだけの災害が現に起こり、亡くなられた方やそのご家族の方、被災した方や救助活動をされている方の、心痛や心労、疲労や空腹や不安を思えば、しつこいようだが1日に3時間の停電なんて喜んで受け入れるけれど、上からの対応がどうにもオソマツ。 一部の鷹揚な方や停電圏外の方からは、お上も初めての惨事で動揺している中頑張っているのだ、的な発言が聞かれたけれど問題はそれ以前の話で、クリーンで安全である筈の原発が汚染と危険をまき散らす可能性、更に最低限のライフラインを維持する電力を賄えなくなる可能性、そしてそれらの事態に向けた対策が全く想定されていなかったような - 例えば急ごしらえのグループ分けや周知の方法 - 現状に驚かざるを得ないだけ。 今、猫までが怯えて飛びあがる揺れの中にて。
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| ワタクシゴト::ちょい備忘録 | 10:05 AM | comments (2) | trackback (0) | |
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