Airy*Mint

　昨年と今年ではあるけれど一日違いで亡くなった、叔母の連れ合いとお隣の奥様は、年も同じなら亡くなるまでの経緯もお話を聞いたら良く似ていた。
　どちらも病院へ向かった時の状態は深刻ではなかったのに、入院後間もなく容体急変～2週間前後で逝去、の流れ。ひと頃巷で囁かれた「病院に行くと死ぬ」の噂に、信憑性感じてしまいかねない。
　
　元の病気が違うので一概には言えないが、大病院に入院＝重病だとすれば死亡率も上がるから、噂の根拠はある意味必然なんだけど、病院からまた足が遠退きそう。

　病院に行かない理由が健康だから、なら何の問題も無いけれど、自分の理由は不健康だから。病院の待合室で長時間待たされる体力は残っていない。
　待って待ってようやく診察の番になり、説明用の箇条書きメモを医師に渡し、問診に答えて体の表裏をさらっと調べられ、蕁麻疹、眩暈、耳鳴り、頭痛、体の痛む箇所と状態と始まった時期まで説明しても「判らないなぁ」のひと言で幕。体よく安定剤かなんかを処方されて次はいついつ来て、なんてのばっかりで面倒になった、が本音だったりする。

　長年こんな状態だと、自分に健康だった時期があったのかどうかも判らなくなってくるけれど、まー倣うより慣れろって言うし。