日頃のオコナイ
終わりかけのラベンダー あれからもう一年。叔父の一周忌法要でした。
 親戚の僧侶があげる朗々とした読経の声を聞きながら、まっ青な空にぽこぽこと浮かぶ雲を見上げているうち、不謹慎にもついうっかり楽しい事をしているような気分になってしまいそうな。実に良い法要でした。
 「普段の行いが良いから」と誰かが言うと思ったけど、なぁに、一番言いそうなのは法要されるご当人だ。

 気持ちの良い読経に耳を傾けている最中、通路の端から現れた高齢の男女が帽子を取ってぺこりと頭を下げながら並んだ親族の間を通って行きました。
 どうも参るべき目的の墓が判らずに迷っているようなのでそっと目で追うと、数分後、迷いながら辿り着いた二列ほど向こうの墓石の前で、反対方向から来た数人と合流し、目指すお墓を見付けて喜んでいる様子なので他人事ながら安堵してたんですが。。。
 中のどなたかが持参したラジカセから、大音量で何やら演歌チックな音楽を流し始めたのにはびっくり。挙げ句先ほど前を通って行ったお婆さんが今にも歌い出しそうな素振りをしているのを目にして、罰当たりな事に可笑しさを堪えるのに苦労しました。
 
 墓の主が好きだった曲なんでしょうけど趣味が悪い。どうせ曲を流すならロックかヘビメタ、せいぜいクラシックを、と心から願ってしまいました。何にせよ、身内とはいえ僧侶の読経を神妙に聞かなくちゃダメだろ?>自分、と戒めつつ。
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| ワタクシゴト::ちょい備忘録 | 11:50 PM | comments (0) | trackback (0) |
 

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