ながめせしまに
桜 今は昔。お正月だかに友人らと百人一首を遊んだ際に、どの歌が好き?で盛り上がった事がありました。
「わが庵は 都のたつみ 鹿ぞ住む…」(地味~)とか、「君がため 春の野に出でて 若菜つむ…」(初恋?)とか、「村雨の 露もまだ干ぬ 槙の葉に…」(みんな狙うよ♪)などの中で、自分が選んだのは小野小町。「花の色は 移りにけりな いたづらに…」。

 鏡に向かって小さく溜め息をつきながら、全盛期を過ぎた我が身を憂う大人の女性の姿を思い浮かべて憧れていました。諸事情により子どもであることがイヤで堪らなかった子どもは、背伸びしながら一日も早く大人になりたかったみたいです。今思えば惜しいことをした、と。もっともっと子どもらしく、楽しく遊んでいれば良かったのに。

 亡くした猫の写真を大きくプリントして欲しいと言う義母から預かってきた簡易アルバムの中に、何とびっくり!水着姿の自分が居ました。…十数年前にプールで撮ったものです。へー、自分にもこんなに輝いていた頃があったのね~。すっかり忘れてた!

 花の色は 移りにけりな いたづらに
      我が身世にふる ながめせしまに…歳月って残酷~><
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| ワタクシゴト::戯れ言三昧 | 11:12 PM | comments (0) | trackback (0) |
 

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