げんなりを通り越す
紅梅の香に誘われて 昨日は遠距離移動が厳しくなった義父母の代行で、某寺を訪れてきました。
 思い立って以前建立した寿陵(生前に作る墓)が、当時なら義父の運転で苦もなく行けた距離だけれど、車に乗らなくなった今の状況を考えてみれば遠くて行き難い。そのうち近くに買い換えたいので解約の手続きをしてきて欲しい、これがお使いの趣旨。

 先方へは連絡が通っているのでと、解約のための書類や費用を預かって出向いたんですが、なるほど、初めて行った墓苑は立地もさることながら、山を削ったような勾配のきつい作りの、段々を坂で繋いだような墓地。足元が不安な老人はお参りすることすら厳しいかも。
 
 さて。。。約束の時間になっても墓苑には人っ子一人見当たらず、立派なお堂のチャイムを鳴らしても返答もなく、メモに書かれた連絡先に電話を入れると、そちらではないので、と車で5分ほどの住所を告げられました。不案内な土地を迷いながら辿り着くと、こちらも立派な、由緒ありそうなお寺。本堂脇の自宅らしき建物を訪ねると、有髪でカジュアルな装いのおっちゃんが玄関に座布団を並べてくれました。

 寺男かと思いきや住職本人らしく、連絡を受けていたわりに一向に要領を得ず。話し方にありがたみもなきゃ尊敬のソの字も感じられない、なまぐさ~い感じの方で、かな~り幻滅しました。開口一番「最初に貰ったなんとか金は返せないかんね」ですもん。これでイーのか、宗教家?まあ身内の住職もそこそこアレな人ですが、ココまでではない、と信じたい。

 墓石の撤去等は住職が後で石屋に連絡し、石屋の方から祖父母に連絡を入れさせる、という話で、そこまでとんとんと済んでいると思っていたこちらはすっかり拍子抜け。結局、書類を返すだけのお使いになりました。なんだかな~、半日潰す意味あったのかしら。
 
 若い世代に心配をかけまいと自分たちだけで決めた事を、今になって義母は悔いている模様。当時相談されたらきっと「ここだけは止めて」と反対していたと思います^-^;
| http://airymint.com/blop/e1000.html |
| ワタクシゴト::戯れ言三昧 | 11:55 PM | comments (0) | trackback (0) |
 

PAGE TOP ↑
■CALENDAR■
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■LINK■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■COMMENTS■
■RE TRACKBACK■
■MAUKIE■
     
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD:
■POWERED BY■
■OTHER■