Airy*Mint

　←エラく濃い色に見えそうですが、ほぼ実物どおり見たままの色に近いです。何に見えます？
　コレ、パンです。りんごパンですって。同居Guyがヴィ・ド・フランスの前を通る度、気になって仕方ない、と、帰宅途中にお土産として買ってきたもの。
　発色の宜しい外側はカリッとビスク生地、中のパンはしっとり、部分的にえ？生パン？的な感じ。

　小さくカットしたリンゴをカスタードクリームで和えたようなのと、ごろりと蜜煮のリンゴ入り。あんまりボリュームがあるんで、自分は二日がかりで完食しました。

　その後も幾つか別の種類のを買ってきてくれるんですが、値段のワリにどれも手が込んでいて、ケーキ、と言っても良いくらいです。凄いな、最近の菓子パン。

　歌舞音曲、目出度い事はまぁ控えめにと過ごした年明けで、鏡開きも無しだったのがここへきて影響が出たのか、このところお汁粉が食べたくて食べたくてたまらない。まるで禁断症状みたいです。
　この場合のお汁粉は、自分で豆からコトコト煮たり、甘味屋さんの本格的な物じゃなく、粉末のお汁粉。カップに入れてお湯を注ぐっていうアレ。

　懐中汁粉は餡を包んである皮が出来上がるとペロンペロンになるのがイヤ、スチロールカップ入りの物は1個あたりの分量が多すぎ。本当にお買い得な感じの小袋に入ったタイプを、少し湯の分量を多めにして飲む、ってのが好みなんです。

　暫く前に、5袋くらい入ったまさに希望どおりのお汁粉を買って楽しんだんですが、コレ、どこで買ったんだかどうしても思い出せず、その後あちこちの店を探したけれど売っていないので、ネット上でも検索しましたが、ビンゴの商品に巡り会えずにいます。

　その昔、確か「カップでしるこ」とかいう商品名で出ていた、ピンクの小袋に入ったお汁粉、また食べたいな～。＜好きな物が何故かいつも廃盤になるサダメ。

　震災以来アレやコレや、思いもかけなかった商品が身の回りから姿を消しました。トイレットペーパー・牛乳・卵・ペットボトルの水・ガソリン・灯油・乾電池etc.
　Mのもんたが煽った結果の品薄はあっても一時的なもので、今まで何ら苦労をせずに買えていた納豆も、プリンを筆頭の乳加工製品も、水の代わりに消費されるのかスポーツドリンクの類もナシ。

　照明を半分以下に落としたスーパーで、一家族一点限りの紙だけが並ぶ商品棚を見ていたら、遠く昔TVで見た、ソビエトと呼ばれた国のKIOSKを思い出しました。

　土曜日あたりからポツポツ回復の兆しが見え、運良く灯油を1缶、単1、単2は相変わらず無いけれど単3乾電池を入手出来たので、次に夜間停電にあたった際にはラジオと灯油ストーブで迎え撃つ事が出来そうです。一歩前進。

　義母宅分の買い物 中、ずっと空っぽだった納豆の棚に、以前と比べものにならない種類の少なさとはいえ品物があったので、義母分と家の分、2パック購入。あーなんてお久しぶり♪納豆を手にしてこんなに嬉しかった事なんてついぞ無かったと思います。

　義母宅におつかいの品を届け、帰宅後すぐ冷蔵庫の中に入れた神々しい納豆ですが、結局は夕方家に寄った更に納豆好きの別居Guyに譲りました。白飯と納豆で一食OKな彼の嬉しそうなカオを見られて、ちょっとばかし心がほっこり。

　地震の前に買った三陸産のモウカサメを翌日煮付けながら、これを獲った漁師さんは無事だったろうか、と案じてふぃと哀しみに襲われました。
　遠く離れた被災地の、見ず知らずの人と食材を通して糸電話か何かが繋がったような不思議な感覚。
　家ではヒトも猫も大好物で食卓にのぼる機会が多かったので、殊更感じたのかもしれません。

　近所のスーパーはそちらからの仕入れが主流だったのか、キラキラの鮮魚が並んでいた平台には、冷凍や塩蔵品や干物などが代わりに鎮座しています。　
　当日はまさかここまでと知る由もなかった被害の甚大さを知るにつけ、暫くは三陸産のお魚を口にする事は無理かもしれないとも。あの日の煮付けが一層懐かしい。

　買ったばかりのオーブントースター、取説を見ると何やら結構な高機能で、まだまだ使いこなすには時間がかかりそうですが、とりあえずトーストが美味しく焼ける事は検証しました。＜担当同居人氏。
　パンを入れて1枚～3枚まで指定することで、程良く色付いた美味しそうな焼き上がり♪時間を気にする必要もなく、本当に便利な機能です。

　自分的にはもちっとこんがり焼いたものが好みなんですが、焼き色をダイヤル設定出来るので、勿論そのリクエストにもバッチリ応えてくれます。
　今までただただパンが焼けてくれればそれで良い、ってな感覚で、これの半額くらいで買った機種を使ってましたけど、やぁ、ちょいと奮発した甲斐があった。

　トーストだけに特化しているワケではなくて、フライの温めやホイル焼きは言うまでもなく、ケーキやパンも焼けるんだって！今までレンジのオーブン機能を利用して感じた、ぬるさ、というか反応の鈍さがちょっと解消されるかも、と期待出来そうです。

　写真は早速作ってみたなんちゃってドリア。冷やご飯にミートソースをかけ、チーズとパン粉、パセリをトッピングして260℃で5分焼いただけで、お代を頂けそうな1品が出来上がりました。特大のグラタン皿が余裕で入る庫内も嬉しい。