2009,08,05, Wednesday
先日触れたアイロン用収納手提げバッグの作り方を教えて欲しい旨のメールを頂きました。
型紙も起こさずに勢いで作ったので、写真を出すまでもないと思っていたんですが一応部分だけ。 一昨年買ったアイロンがケース無しタイプだったので、ハードケースほど邪魔にならず、傷・埃から守れるように、と考えて作った物です。二年越しで。。。 材料は、段ボール紙(段ボール箱を開いて平らな面を利用)・キルティング布・バイアステープ・オーブン用の厚手アルミ箔・面ファスナー(2cm)・糸 作り方と言っても上に書いた通りなので、詳しい説明をするほどのもんじゃないですが。 1) 底の補強材を作る→段ボール紙にアイロンを置き、一回り大きな四角で囲んで底の寸法を決め(今回の寸法は16cm×32cm)、同じサイズのものを2枚切り出す。 2) 布の裁断 側面:底の辺×(アイロンの高さ+8cm)+縫い代周囲1cm 長辺・短辺各2枚 持ち手:8cm×45cm 2枚 コード通し:12cm×15cm+縫い代上下各1.5cm 底:(段ボールの寸法+周囲1cm)×2+縫い代周囲1cm (3) 側面の上下、コード通しの短辺、底の周囲にジグザグミシンをかける。 (4) 底を作る→底用に断った布を中裏に二つ折りし、「わ」、短辺、長辺の、端から1cmの所を縫って袋状にする。袋の中に段ボール紙を1枚入れてから、残りの短辺を縫う。 (5) 持ち手を中表に縦半分に折り、端から5mmの所を縫う。表に返して、縫い目が裏中心になるように整え、両端にステッチ。 (6) コード通しの長辺をバイアステープで始末し、上下縫い代分を折り返して、前面の中央(高さは適宜)に縫い止める。 (7) 側面用の布を、長・短・長・短と組み合わせて、それぞれ隣の布と外表に合わせ、端から1cmの所を縫い合わせて筒状にする。外に出た縫い代をバイアステープで挟み込んで縫う(中身が入っていない時も側面が自立するための補強)。 (8) 側面の上部を3cm折り返してステッチをかけ、前後側面の内側中心、折った位置から少し下がった所に、寸法の面ファスナー(マジックテープ)をそれぞれ縫い止める。 (9) 前後側面の内側中心から対称の位置を計り、持ち手をバランス良く止め付ける。 (10) 筒状の側面と、底を中表に合わせ、角がきちんと出るように注意しながら4つの辺を縫い合わせ、目打ちなどで角を整えながら表に返す。 (11) 2枚めの段ボール紙を厚手アルミ箔で二重に包み、はみ出した分は裏に折り返す。 (12) (10)の袋の中に(11)を入れて完成。 ※耐熱素材ではないので、アイロンの収納は粗熱が取れてから。 |
2009,08,13, Thursday
今日の明け方前がピークだったらしいペルセウス流星群ですが、地震やら暑さやらによる睡眠不足のせいで、目覚めようとする意識をまったく持てませんでした。自分…どこまでコンジョ無しなんだ~。
この夏空を覆っている雲の多さからしたら、無理やり起きたところで見られた保証はないんですが、夏のお楽しみの一つだけに、見られないのは残念です。 ピークには劣るにしても、名残りは今日も流れる筈ですが、ダメ!ようやっと晴れ間の出た朝から、梅や洗濯物を干し、亀の水槽を洗い、エアコンをクリーニング、その他諸々、今日は別人のように働いたので、とてもじゃないけどショボショボの目をこすって時間まで起きている気力も、目覚ましをかけて夜中に起き上がる体力も無しです。 北東の空から放射状に降り注ぐ流星群を思い描いていたら、子どもの頃に行きつけだった五島プラネタリウムの解説者の声を思い出しました。「渋谷の空にはほんの少ししか星が見えませんが、空気の綺麗な所ではこんなにたくさんの星が見えるんですよ」静かなBGMとともに頭上に現れた満天の星。ずっと前家族で出掛けた野辺山で実際に目にした時には、荘厳で圧倒的で恐ろしくて、声もなく首が痛くなるのも忘れて見上げていました。 野辺山はすっかり観光地めいてしまったと話に聞いて、その後は足が遠退きましたが、毎年一度は「行こうか?」と話題に上ります。あの広い空に今も星は降っているのかなぁ? |
2009,08,25, Tuesday
並べてみた夏服がくたびれかけ、新調しようと店をまわってみても気に入るデザインが無い。小物作りで多少はミシンのリハビリも出来たので、そろそろ服を作るか、と始めたのが夏少し前の事。
デザインを選んでパターンを取るのに数日、布箱をひっくり返して生地選びと裁断に数日、糸やボタン、ファスナー等の小物を用意するのにまた数日。 そこからはひたすらミシンでかたかたかたかた。数日前ようやく縫い上がったと思ったらなんのこたない、夏は終わってましたとさ。何やってんだか>自分。 何でこんなに手間取ったかと自己反省してみるに、一番の原因はミシン針に糸を通す時間が長すぎる、かも。裁縫が大のお得意で頼めば何でも縫ってくれた祖母が、目が悪くて疲れるからと、頼んだ浴衣の仕立てを断った時のことを思い出して納得。無理もない。 もう一つ時間がかかった要因は間違いなく豆猫。布を広げれば布、糸を出せば糸、ミシンをかければミシン、もー何でもかでも面白がって、手を出してじゃれまわり、怪我でもしないかと気が気ではありませんでした。結果、寝ている間や傍に居ない時間を見計らっての作業。良くもまぁ完成だけでも漕ぎ着けたもんだと我ながら感心します。 写真はスタンドカラーのシャツとセミタイトのスカート。仕方ない、来年着ます。 |
2009,08,30, Sunday
一旦去りかけた夏が暫し舞い戻ってくれたお陰で、こしらえた夏服をシーズン中に着ることが出来ました。
尤もこの暑さ、こちらに向かっている台風に追いやられてしまうらしく、この後は秋の長雨が続くとのこと。 長く続いた梅雨、気温の上がらない短い夏、あちらこちら揺らいだ地震。。。まさに天人相関説。 マツリゴトしっかりやってくださいましな。 さてさて。今回の服作りでは生地を新調する事無く、箱に溜め込んだ布から良さそうなのを選んで使いました。何かに使った残り布も最大限利用し、糊をしてアイロンをかけて目一杯広げた生地を前に、パズルのように型紙を置き換えて裁ち合わせ、最小限の端布もくるみボタンとして活用。無駄を無くすってのはこういう事なんだよ、と仕上がったボタンを前ににんまりしました。経済効果は無いけどね。 色んな種類のキットの中では、このクロバーの製品が使い易く重宝しています。台の素材がプラスティックで軽く、作り方も、一回り大きく断った生地の周囲をぐし縫いしてボタン部をくるみ、糸を絞ってまとめた上から小さい方の留め具をはめるだけと至って簡単。 素材の性質上、ハードな使い方には耐えられないだろうけど、今まで作ったボタンが洗濯等でも壊れる事無く使えているのをみると、そうヤワな物でもなさそうです。 |
2009,11,12, Thursday
先日何かしら雑用をしながらTVの前を行ったり来たりしていた際に、たまたま音量を下げてかけていたNHKの番組を通りすがりにチラチラ見るともなく見ていたんですが、ふと見た画面の中に「人にとても慣れているシーラカンス」(だったと思う、確か)が、水の中でおじさんからスルメを貰っているシーンが映っていて、思わず足を止め、コントローラを取って音量をあげました。
へー、魚ってそんなに頭が良いようには思えないけど、意外や意外、人の顔を認識して覚えることが出来るのかぁ、凄いな、なんて妙な所に感心しながら番組の先を見ると、なーんだ、本物の魚に見えたのは水中ロボットなんだそうです。 「なーんだ」なんて書いたけど、それって実は凄いことで、本物の魚に見えて水中をそれらしく泳いでいるロボットなんてそうそう見られない。「たまたま」ながらTVをしていたおかげで面白い物を見ることが出来ました。エネルギーの無駄もたまには結果オーライ。 海洋楽研究所(所長:林正道氏)の作品だそうです。材料も廃品利用とか。 小さいウミガメやクラゲと一緒に風呂に入れる未来が来るといいなぁ。 |
コメント一覧
Mint | EMAIL | URL | 2009/11/14 12:05 AM | BjZ5HPz. |
ポー | EMAIL | URL | 2009/11/13 10:50 PM | e4PkBulY |
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