2008,08,16, Saturday
長く気に掛かっていながら手を付け損なっていた、猫額の庭の手入れにようやく着手しました。
炎天下、若干厳しい条件ではあったんですが、上を下への大仕事で相当騒がしくなりそうだから、お隣がお留守のうちに済ませてしまおうって魂胆です。 我が物顔に蔓延った草を抜き、自由奔放に伸びた枝を払うだけでも数日掛かりそうだけど。 夏の始めに葉を落としてしまい、どうしたのかと案じていた無花果の木は、根元の太い幹を蟻に巣食われてボソボソにされていました。根はまだ生きていたけれど地上部分は手で折れるほどの壊滅状態だったので、諦めて女子レスリング体勢で根こそぎ掘り出しました。 ブルーベリーは樹状になった古い枝が枯れ、数粒の実を付けたのみだったので、すっかり払って新しい枝に来年以降の望みを託すことにしました。 ブラックベリーとアケビの蔓は、お隣に絡むのが申し訳なくて思い切った伐採をしたために、随分ひねこびて小さくなっているけど、まあ、来年には元気を取り戻すでしょう。 放置のうちに駄目になったのがあるかと思えば、植えてもいない棕櫚やら合歓の木やら枇杷が実生で生え出ているし、数年前にやはり実生で庭の住人になった万両に至っては、知らぬ間に十数本も苗を増やしている勢いの良さ。抜くのも気が引けるけど、このまま置いといたら庭が万両林になっちゃうんで、鉢に上げて育てる事にします。 今日もまた、猛暑のち雨、時々雷、と空が大荒れです。最近そんな日が多くてペルセウス座流星群も見損なってしまいました。 けっ、怠け者が真面目に掃除などしおってからに。珍しい事は止しとけ、との天からのお達しかも。天罰受ける前に止めといた方が良いかしら。。。^-^; |
2008,08,17, Sunday
飽きないように日替わりで幾つかのコースを設定した往復1時間前後の散歩の最中に、たくさんの生き物たちと出会えるのも楽しみの一つ。
同じ時間帯に散歩中の犬や庭で寛いでいる犬。猫もいかにも野良風のや飼い猫らしく首輪を付けたもの。 数日置きに会う際に一通り声を掛けて、なんとか顔を覚えて貰おうと鋭意努力中です。 たまには野良カブト虫が裏返しに落ちていて、車に潰される前に茂みに戻してやろうと地面から掬い上げるんですが、どれも妙に人懐こくて、逃げるどころか手から離れまいと一時的に手乗りカブト虫に変身。愛らしくてそのまま家に連れ帰りたくなるけれど、年若い方の黒いのが格好のおもちゃにしてしまうだろう事に気付いて断念します。 や、カブト虫は実のところ、死ぬと頭がコロッと取れてしまったりするのがイヤで、最近は飼わなくなったんですけどね。ケースより やはり野に置け カブト虫♪ってか。 |
2008,08,20, Wednesday
数日前に残暑見舞いを頂いたところをみると、一般常識では晩夏・残暑の季節のようだが…残暑と言ってしまうのは憚られるような酷暑は、尚も終息する気がさらさら無いらしい。
赤道直下じゃないんだからさ、35℃超えや体温超えは流石に反則でしょ、と。比較的暑さが平気と言ってもついついぼやきたくなります。 更に今年は異常なほど雷が多く…この分では松茸がさぞ豊作だろうと期待しますが…殆ど毎日夕方になると、頭の上でゴロゴロが始まります。 これがまた、稲光りと雷鳴からおおよその距離を知る、という古くから言われる民間伝承の法則も当てはまらずに、全天を暴れまわるような気紛れな雷。 先日も、音の感じから遠くだろうと高を括っていたところ、聞いた事も無い地鳴りを伴う雷が近くに落ちたようで、PCがサージを喰らっちゃいました。幸いなことに、勝手に切れて勝手に再起動しただけで済んだけど、あれ以来、聞こえた雷鳴が遠く感じても慌てて電源を落とすようにしたので、この夏はPCに向かう時間が激減しています。 午後買い物に出た際、途中から急に大粒の雨が降り出しました。まるでそこから線引きされたように後ろは晴れ、前は雨。雷はゴロゴロ鳴り、大雨がザーザー降り、空はキラキラ晴れている、何だか非現実な空間に居る感じでした。大狐の嫁入りだな♪ |
2008,08,25, Monday
小止みなく雨が降り続いてもう三日目。
こんな天気が続くのは、きっと某国の雨降らしミサイルのせいだ!と根拠のあやふやな憤慨をぶつけてますけど、こちらの都合などお構いなしに、あと数日はこんなお天気が続くんだって。もーうんざり。 そりゃー言いましたよ。暑い暑いと毎日愚痴ったともさ。だからって猛暑の後はコレ?極端すぎだよ。 今年の猛暑は確かに耐え難いほどで、この先このままヒートアップしていくなら、本当に生き方を変えて地底人になるとかしなきゃ体が持たない気がします。 週に2回の生ゴミの日も待てずに小蠅が発生したり、追加用に買い置いてあった糠の袋にコクゾウムシっぽいのがいたりと、虫にも随分悩まされたんですが、一番の被害者は蟻攻撃に追い討ちをかける水枯れで駄目になってしまった無花果の木かも。 時期のモノなので店売りの無花果を買ったんですが、家の木で熟したのと違い、ただただ大きいばかりで甘みも薄く、ちっとも美味しくありません。 子どもの頃家の裏にあった木から、熟すのを待ってカミキリムシと競い合うようにもいで食べた、小さい甘い無花果が無性に懐かしくなりました。 |
2008,08,31, Sunday
近所のスーパーマーケットの朝市たら言うのへ、開店早々の時間を狙って行ってみた。店内の、今まで見たことの無い大混雑にびっくり。家も勿論のこと、世の中はこぞって不景気なんだね~、としみじみ思ふT-T
お婆ちゃんに付き従ってきた、買い物に慣れていない風のお爺ちゃんが、重そうな籠を持ってうろうろしている図、世情の縮図のようでちょっと切なかったです。 昼食後に図書館参りを兼ねた二巡めの買い物に出た際、角を曲がったすぐの所に、見覚えのあるシーズーっぽいわんこが一人歩きしてました。 あれ?いつも飼い主さんと一緒なのに。目の前までゆっくり車が近付いてもどちらに避ける気配も無いので、降りてそこのお家の庭まで抱えて行きましたが、見れば口を緩く開けて、オムツ姿。小型の愛玩犬なので今まで気付かなかったけど、高齢で惚けちゃってるんだろうか。動物も長生きしたらしたでこれまた切ないな~。 帰り道で、車の前に今度はカラスのおっかしいのに会いました。クチボソが対向車線側からトットットと出てきて、スキップしながら…いや足のリズムがタタッタタッタタッ、て感じだったのだ…中央からさらにこちらの車線へ。9月にガソリン値下げが見込まれるためか、幸い道路がえらく空いていたので、超スローダウンしてカラス様の通過を待ちましたが、見るとこいつも口半開き。ヲイヲイ、急な暑さで熱中症でもなったのかい? 午前中にはどん曇りだった空が、8月後半に遊び足らなかった子どもたちの鬱憤を晴らすかのように、午後にはピーカンになりました。久々に「ふぅ暑い暑い」。気持ち秋めいた高い青空の、西にも東にもワクワクと大量の積乱雲が湧き出していたので予測はしてましたが、案の定夕方からはまたお決まりの雷雨。被災地に更なる被害が出ませんように。 写真は図書館にあるクロガネモチの、高い枝に付いた蝉の抜け殻です。随分頑張って上ったんだな~。そのまま下に目を下ろすと、腹を上にして既に事切れた成虫が落ちてました。まさかこの抜け殻の持ち主って事はないだろうけど…。 他の季節には思わないのに、夏の終わりだけはどーして毎年切なくなるんでしょ。 |