Airy*Mint

　普段の月と二日三日の違いしか無いのに、タイトルのように言われるだけあって確かに慌ただしい二月。
　気持ちのうえでは今日が終われば弥生三月、春はもうすぐそこ、のはずなのに。
『週末の悪天候がひと休みするので今日を逃さずたまった洗濯を片付けましょう』なんてお天気お姉さんの言葉も空振り。申し訳程度に薄日が差しただけでした。

　とっとと逃げて、もー戻ってくるんじゃねーぞ～、って去っていく寒い二月を見送るんですが、性懲りもなく毎年戻ってくるのはどういう了見だ？

　昨年の逃げる二月にメールで大ポカをやらかしたのを、あろう事かつい先日気付き、恥ずかしさのあまりそのまま忘れたふりをしようかとも思ったんですが、いやいやそれは拙かろう、と先方にお詫びとお礼のメールを差し上げたのが先日のこと。
　一年も音信が無いではさぞかしご立腹だろう、とお返事は毛頭期待していなかったのに、丁寧な文面のメールを返信頂いて感激しています。逃げなくて良かった～。

　暖かい春の日の青空の下、駅に続く広～い道を真っ直ぐ歩いていくと、赤地に白で文字を抜いた飛行船がゆうらりと空に現れ、突き当たりのロータリーの奥、赤と白の花を咲かせた石楠花の大木越しに見え隠れしながら停車中の、青い貨物列車の上に降りていく。
　ああ、燃料が勿体ないから、目的地までは貨車に積んで行くんだ～、と独り合点。

　と。先は長く、脈絡もない話なので端折りますが、今朝の目覚め前に見ていた夢のオープニングです。周囲に聞くと夢は白黒、と答える人が多いですが、自分の夢は大抵カラー。
　最近は見た夢をここまで明確に覚えている事は滅多に無いですが、見たと認識できる夢には色が付いています。細部まで普段見ているカラーテレビと同じ。
　夢の色に関して調べると良し悪しいくつか説があるようですけど…いーや、別に。朝からちょっとした短編フィルムでも見たようで面白いもん。

　調べるうちにもう一つ『明晰夢』に関しての解説もいくつか目にしました。
　夢というのは気に入らなければ昔懐かしいTVのチャンネルを回すように内容を変えられるのが普通だとずっと思ってたんですが、これもやはり周囲の人に言わせるとそんな事は無い！という意見が圧倒的多数で、変なヒトを見る目をされた事もありました。
　でもでも変えられなかったら、怖い夢を見た時どうするの？ストーリーが怖い方に進展しそうになったら、少し前まで巻き戻して、怖くならないように話を持って行く、ってしないの？と他人事ながら心配した覚えがあります｡｡｡夢の中まで変人なのかな～？

　天候の悪さに横着をきめこみ、夕方になって行きつけのスーパーに買い物に出掛けたところ、駐車場が日曜の朝市並みの混雑なのに驚かされました。
　閉店セールかもよ？と同居人氏にジョークのつもりで口にしたら、店の入り口にビンゴの張り紙。あらら、不景気の波がここにも押し寄せたんですか。
　数少ない近場の店なので重宝してたのに｡｡｡

　レジのおばちゃん店員が、一人を抜かしては他では絶対雇わないだろうなー、って感じの社員教育や、品揃えの悪さ、陳列の雑な所や特売品の数量の少なさ。悪いところをあげればキリがない、ある意味どうしようもない感じのスーパーだけど、転居前からの馴染みだし、種類は少ないながら冷凍食品がいつでも5割引だし、散歩の途中にひょいと寄れる場所だし、家にとっての利点もたくさんあって、そこにあるのが当たり前と思っていた分、閉店後の買い物が不便になるだろうと思いやられます。
　
　調べたら既に譲渡先は決まっているようで、何某かの店としては再開されるのだろうけど、M屋かY屋かと楽しみにしていたらS屋だった牛丼屋とか、K寿司かと期待したらG寿司だったとか、またもやがっかりさせられるオチの予感＞＜。

　一昨日書いた閉店スーパーの店内に貼られた事情説明によると、商品が売り切れ次第閉店、ポイントカードは精算をするそうです。精算と言っても返金ではなく、ポイント分の金券を発行＞店内に残った商品を購入する際に使ってくださいね、らしい。
　そうは言っても閉店セールの店内は一昨日の時点ですっからかんに近い状態だったんだけど｡｡｡

　幸い少し前に金券に交換して買い物をした自分のポイントは、残っているとは言っても500円分あるか無いかなので、些少ですがここはさっくりお餞別とする事にしました。
　その店のしゃぶしゃぶ用豚バラスライスが、これはもうペラペラの神業チックな薄さで柔らかく、この冬しょっちゅう食べた鍋物には欠かせない存在だったんですが、あれももう食べられないな～なんて、行けば行ったで感傷的になってしまいそうだし。

　ベランダ菜園の絹さやに小さな小さなサヤが一つだけ出来てました。う～～む。コレってある程度まとまって出来てくれない事には、おみそ汁の具にもならないねー。

　友人の息子さんが目出度く高校を卒業し、姉上から借りた服でめかし込み、慣れない化粧をして式に臨んだ彼女の姿を想像して心が暖まりました。
　数年前から母一人子一人の道を選び、人知れぬ苦労も多くあったろうに、いつも朗らかで前向きで優しさを忘れない強い女性。いつも会話に上る彼もまた、母親思いの優しい子のようです。
　二人の今後が幸せでありますように♪

　家で日本酒を飲むのはつい先日までσ(^-^)一人だったのですが、サークルの飲み会で濁り酒を飲んだ同居Ｇｕｙがこの味に目覚めたらしく、一緒に呑もうと誘ってくるようになりました。お雛様の白酒みたいですが、うん、なかなか美味しい♪

　親父と息子が酌み交わす図、と言うのは良くある光景ですが、同居人氏はワインかビールが主流。日本酒を付き合う気はさらさらないので、こちらにお誘いがかかる仕組みです。しめしめ♪　まあ、家は男所帯なので(えー？)、同居Ｇｕｙにしてみればどちらと飲んでも気分的には親父と息子の図になるのかも知らんが｡｡｡＞∇＜；