Airy*Mint

　暖冬に慣れてすっかり冬を甘く見てましたが、今年の冬は本気モードらしい。寒いです。
　日中室内に居ても、上からはヒンヤリとしたカーテンが垂れ下がって頭を覆うようだし、下からの寒気は足に纏い付くようだし、スパナチュの世界だったら何かが出てくる前兆だと言われかねません。
　念のため塩まいておこうかしらん。

　震えてキーボードが打ち難い状況。使わないとたかをくくってどこかに仕舞い込んだ、室内用のニット帽と手袋、可及的速やかに探し出さなきゃならん。

　明日は今日より一段と気温が下がるそうです。朝はひょっとしたら氷点下になるという噂もちらほら。布団から出ないで朝食の支度する方法は｡｡｡無いよな～。

　穏やかとは決して言えない強風が吹き荒れる午前中、声が聞こえた外猫の様子を見ようと窓の外に目をやると…ラティスフェンスが、た・倒れてる。
　どうと見事に庭のこちら側に倒れたラティスを見て、わっと声を上げたら、同居Guy、同居人氏の順に見に来て、同じ声を上げました。あんたら能がないねー。
　何にせよ向こう側、隣地に倒れなくて良かった。

　日の巡りに恵まれて今日までが冬休み＜間が悪く風邪を引いてずーーっとヒッキー生活だったが＞という同居人氏の、選りに選って休日のラストを狙って倒れるとはねぇ。
　休みまっただ中ならまだしも、明日から仕事の中年さんに「さー直せすぐ直せ」とは、さしもの鬼嫁でも言えず、同居Guyに手伝わせてとりあえず起こし、脇に避けて貰いました。

　素人仕事にしては随分長いこと頑張ってくれたけど、固定用2×4が若干腐食した＆強力接着剤の劣化というダブルの要因が、昨日今日のむちゃくちゃな強風にあってついに白旗を上げたようです。上手いこと山茶花やカルミアを避けてくれたのがせめてもの救い。

　修理or付け替え作業は次の休みまでお預け。今度は倒れたりしないようにDIYのサイトで学び、もう少し本格的な設置方法を探しておくつもり。

　以前にも当然経験しているだろうに、悪いことは忘れてしまう蒟蒻アタマの哀しさで、この冬の寒さは生まれて初めてじゃないか、って気がするほどとにかく毎日寒い寒いを連呼しています。
　天候の記憶はそもそも曖昧で、何年の夏は、とかあの年の冬は、なんてのは、よほど印象に残った出来事とセットで思い出す以外は覚えてもいませんが。

　こう寒いと猫でも抱えて布団被って昼から惰眠を貪りたいんだが、何せ寝室は猫禁。加えて昼寝の出来ない体質で、ほっこりと暖かそうな布団の誘いを断り続けています。

　必ず襲ってくる頭痛がコワイので二度寝や昼寝をしないんだけど、どうしても睡魔に逆らえずにうっかり寝てしまうと、夢見の悪さ故の感覚異常に狼狽える羽目に陥る。
　目覚めた時の日光の強さ＝寝坊と勘違いするらしく、毎度毎度、わっ！学校は？会社は？みんなちゃんと出掛けたのっ？と飛び起き、慌てて枕元の時計を確認し、3時なり4時なりの針の位置と辺りの明るさを照らし合わせ、今は午後、と理解してようやく胸の動悸が収まる、ってな感じ。コレじゃ却って疲れちゃう。
　
　登校時間を気にしなければならなかったのはGuyらが小・中学生の頃だから、あれから随分経つのになぁ、とぼやいたら、同居人氏に至っては未だに、解けずに悩むテストの夢を見るそうです。ひぇー、30年以上昔の話なのに｡｡｡それもヤだなぁ。

　毎年冬場になると夏の倍ほど跳ね上がるガス代。殆どシャワーで済ます夏場と比べれば上がって当然だけど、にしても高い原因の第一は、どうも家の入浴ローテーションに問題があるらしいと今頃気付きました。
　食事の支度と並行して先発が入り、夕飯、DVD観賞と挟んで残りのメンバーが入る。沸かし直しの時間を考えると、一日に2度風呂をたててるようなもん？

　これでは不経済なので、夕方から夕飯までの間に流れるように入る案を提出し、休み明けから試験的に実施しています。買い物があったり帰りの遅い日があったり、そりゃあ毎日上手い具合とは行かないけれど、心がけで少しガス代の仕分けになれば良し。エコだし。

　夕飯の晩酌で一杯加減になって、風呂に入ってはうたた寝する自分の悪癖も、夕飯前に入ることで改善されるんじゃないかと目論んだけれど、これは甘かった。
　持ち込んだ本の1ページも読まぬ間にしっかり睡魔に囚われの身。たまたま傍に居てくれた豆猫が起こしてくれましたが｡｡｡一人の時間に入浴は危ないかも。

　連日方々からの雪にまつわるニュースが伝えられ、滅多に降らない地方でも驚くほど降った、なんて話題でもちきりですが、ここいらは未だ降雪なし。
　普段から年に2～3度降るか降らないかなので降らないことに何ら不思議は無いんだけど、降らないのはひたすら水分が不足しているだけで、ちょっとでも水気があったらたちまち雪になるに違いない寒さです。

　数年前の、雪に降り込められて壁越しに冷気が伝わる、ってのとはまた違う、キンと固まった空気が痛い冷たさ。同居Guyからお古のニット帽を貰い、耳まで隠して頭の芯の冷えを防御したり、写真のようなとろみ飲料をあれこれ飲んでお腹から温めたりしています。

　ヒトたちが寝入った後の猫らが、暖房の無い部屋でくっついて寝ているのが哀れで、小にゃんが赤ちゃんの時保温用に使った座布団大のホットカーペットを出したんですが、2匹で散々ふんかふんか匂ったあと、豆猫が数時間平たくなって寝たっきり。
　もう飽きたのかほっぽり出して目もくれません。良い案だと思ったんだけどな。