Airy*Mint

　2～3日前に同居人氏が子機を片手に困惑顔をしてました。呼び出し音がしないんだそうです。
　数ヶ月留守電の消去以外は触っていない親機を試しても同じ、プーともツーとも言いません。
　ありゃ、故障？毎日暑いからねー。光電話で基本料金が安いから繋げたままになっているだけ、ってな感じなので、ちっとも気付きませんでした。

　家族全員・親戚一同・仕事も含め必要な連絡は携帯で済ませるし、かかってくるのはセールスばかりのイエ電は無用の長物。0120が繋がらなくて却って幸い、とも思ったんですが、待てよ？壊れて使えないまま無駄に料金を払うのも癪だよなぁ。

　一応故障の様子だけでも調べてみようと携帯から自宅に電話をかけると、「おかけになった地域のネットワーク設備が故障しているか、相手の通信機器の電源が入っていないか故障している」的内容のアナウンス。
　あ。これって前にもあった、と思い出しました。その時は雷で停電した後、インターネットは自動的に復旧したのに電話だけが繋がらなかったんでした。
　ってことは、先の雷でぶっ飛んで以来ずっと不通だったのね？

　復旧方法は確か、ルータの電源を抜いて暫く放置してから再度繋ぎ直す、だったかな？いっそこのままにしといたろか？って気分ではあるが。

　あれからさっぱりお湿りもなく、窓を開ければ熱風に程良く熟成された我慢できない悪臭が容赦なく室内へ、という日々が今も続いています。
　例えるなら地面に落ちて腐った銀杏の果実、はたまた三日置いた生ゴミ、みたいな。
　朝起き抜けに空気の入れ換え、なんて悠長な話じゃないっす。ここんとこ憂鬱の極み。

　鼻が良いのが災いして、他人が気付かない匂いにも敏感なタチなのに、この匂いときたら普段さほど匂いに敏感でない家人たちまで「うぇ～」と唸らせる強烈さです。
　室内への直接侵入は、窓を開けずにエアコンで過ごすことで回避できるけど、干した洗濯物にまで匂いが染みついて、取り込む時に悪臭も一緒にお持ち帰りになるのがキツい～。方向性は違えど強烈さでは引けを取らないダウニーに戻すかな？

　雨、ホントは好きじゃないですけど、この暑さといい匂いといい、そろそろ思いっきり降って頂きたいと願う今日この頃。

　大手町では今夜、1994年と並ぶ記録、更に記録更新するかも、って勢いです。連日の熱帯夜。
　今日も夕方一瞬涼しい風が吹き始めたんですが、日中しっかり灼かれた塀や地面から立ち昇る熱で、この時間は却って「むーん」の度合いが増しました。
　日中はリビングと自室、夜は各寝室のエアコンを消す能わず。働かせ過ぎと苦情が来そうです。

　殆どの年は、日中一人の時はエアコン要らず、昼食に帰る同居人氏のために1時間かける的な使い方なので、今月は驚愕の電気代が請求されると予想しています。
　それでも熱中症で入院なんてことになれば余程費用が嵩むだろうから、経済面から考えれば先月今月の電気代なんて安いもんだ、って気持ちは切り換えてますけど。

　ただ、辛いのは夜。エアコン無しでは暑くて寝られないし、エアコンありだと起きぬけから体がだる～い。これが噂の冷房病かなぁ？ここ二日ほどは、階段を登るだけでふくらはぎをマッサージしたくなりますが、まさか湯たんぽってワケにもいかんしなー。

　9月に入った、というプラシーボ効果があるのかもしれないけれど、今日は夕方から風が若干涼しめ。
　見事新記録も達成したことだし、たまには休んだらどうだ？＜熱帯夜どの。
　日中は次の土日辺りまで、引き続き猛暑日もあるらしいという予報なのでまだまだ油断は出来ませんが、夕方の散歩が出来るだけでも有り難い。

　感じている暑さは真夏のそれなんですが、青い空はすっかり高くなり、ムカゴは大きく膨らみ、コオロギや鈴虫が鳴き、コスモスもそこそこ咲き出して、目に見える光景は秋。
　この感覚、子どもの頃に「エアコン」ではなく「クーラー」がキンキンに効いた車の中で、窓からさす日差しにジリジリと腕を灼かれた時の違和感に似ています。寒いのか暑いのか判断し損ねた自律神経が悲鳴を上げる感じ。体に悪そ～＞＜。

　※カメラを構えた時には気付いていないのに、良く見ると花芯の左側に小さな蜘蛛が居たみたいです。レンズを向けられて怒っていたのかな？足を上げて戦闘モードっぽい。

　家人がかって出てくれるのを幸い、横着して任せっきりにしている風呂掃除。ふと気付くと床や壁がなーんとなく薄ら曇った色合いになってました。
　彼らの言うところの風呂掃除＝浴槽を洗う、にほぼ等しいらしく、蛇口や鏡、出窓やドア、蓋や小物なんかは、掃除する対象と認識していないのでは？と、たまに気にしてチェック入れてるんですが。

　こればかりは頼んでも納得出来る仕上がりは期待できそうもないので、「仕方なく」自分に気合いを入れて浴槽以外を磨き上げることにしました。

　壁に薄めた酢をスプレーして汚れを浮かせ、浴槽に重曹を入れて蓋を浸け置きする間、毛の固いブラシでゴリゴリ床を擦ったんですが、気合いが入りすぎたのかブラシの先がボサボサに好き勝手な方向に広がって、汚れは落ちないし腕・腰は疲れるし。
　何か楽に汚れを落とす物って無かったっけか？と考えたら、暫く前に作ったトロトロ石鹸を思い出しました。コレ、噂ほど汚れ落ちが良いとは思えなかったんだけど、モノは試し。

　ブラシに付けて床や壁を擦ったら、面白いようにスルスルと表面の薄い膜のような汚れが落ちていきました。そっか。粉石鹸は皮脂を落とすもの。浴室のこのうっすら汚れも皮脂。落ちるワケだ、と感心しつつ気持ち良くお掃除終了。早く気付け＞自分。

　いつもより5割増光って見える浴室は豆猫にとっても居心地が良かったらしく、居ないと探したら浴槽の中に入り込んでました。お風呂なんか嫌いなくせに。