Airy*Mint

　ささやかな期待の中で始まった連休は、終わってみれば何といった思い出を残すでもなく明日からまたいつもの日常。慌ただしくって連休だった？てな感じです。
　最終日の今日は同居人氏と同居Guyを引き連れて義父母宅テラスに雨樋を設置。デイサービスの行き帰り、庭側から車椅子で出入りするようになった義父が、雨の日に濡れないように、とのご所望でした。

　以前業者にカーテンレールの設置を頼んでえらく高額の請求額を支払った事が頭を過ぎったのか、樋を付けるにはまずボロいテラスの修繕or改装、なんて話になっても数十万のリフォーム代を今は出したくない、ってとこなんでしょう。

　作業は土日にまわし、連休の最後はどこか広い所でたっぷり新緑見してソーラー充電したかったんだけど、明日から天気が崩れると聞いちゃ、まー、しゃーない。ホームセンターで材を買い込み、三人で分担して無事取り付け完了。途中水分補給はマメにしたつもりでも、汗だくだくの好天で全員へとへとのベロベロになりました。さっさと早寝しよ。

　義父母の家の庭は今、大きくランナーを広げた苺の花が真っ盛り。じき赤い実が鈴なりになりそうです。今日の工賃は後日苺狩りでたっぷり頂戴しま～す♪(写真は野イチゴの花)

　花もすっかり終わったし、風は季節外れに冷たいけれど晴れだし、少し前から気になっていた八重桜の枝を落としました。とりあえず風に揺すられてお隣の外壁に悪さをしそうな一本のみだけど。後は日曜にでも。
　確かに猫額庭に八重桜を植えたのは浅はかだった気もするけれど、元々は隣家に障りない、広く開いた場所を選んで植えたつもりだったんだが｡｡｡

　転居した際は南側の家が敷地の西半分に重なって建っていたので、南東側半分は良く日の当たる広い空間。設計もそれを考慮に入れて庭を広く取った家を建てたんですが、数年前に南側の家の持ち主が替わり、建て替えの際にべったりと我が家を塞ぐ位置に移動。目の前に先方のこちらを向いたキッチンの大きな窓、って状況に、慌てて目隠しのラティスを巡らしたんですが、建て込んだここら辺りでは普通の事とはいえ閉塞感満載です。

　同居人氏の友人の母堂は、隣近所が建て込んでくるとさっさと家を売り、ついには随分田舎の方に引っ越されたという、趣旨は違うが孟母三遷の方。ベランダで目を閉じて日光と風を感じていると、どこか地方の穏やかな時間が流れる所で、広い土地に小さな家を建て、猫犬三昧、自給自足の畑と山羊と鶏に囲まれた暮らしも良いだろうな、と妄想。仕事を筆頭に生活ベースをおいそれと動かせない現状ではとても真似出来ない荒技だけど。

　エラく高額でC国からパンダ借りるそうですが｡｡｡
　一人抵抗運動中です。抵抗と言っても徒党を組むワケじゃなく、禁酒・禁煙をするとかってのとそう変わらない、自分の中だけ(家族には多少影響あるかも)の決め事で、動物園に行かない、というだけの話。
　大きいのから小さいのまで全般にわたる動物好きとしては、思いの外キツい禁則ではあるんですが。

　最後に行ったのは多摩動物公園。同居Guyがまだ小学校にあがる前だったと記憶しています。夏休みで、陽炎が立つ猛暑日。檻の中の動物たちがどれも、熱い床にベタリグタリと寝そべって、もの凄く不幸せに見えたのがこの抵抗のきっかけだったかも。

　そもそも動物園に行ったからといって、そこにいる動物たちと「なで回し」たり「抱きついたり」する - 勿論命は惜しいし - 交流は出来ないのだから、目的はwatchであるとして。
　大昔流通も技術も乏しい時代に、見たこともない動物たちを間近で見られる喜びを得る施設だった頃ならともかく、イマドキの技術を以てすれば、大自然の中で普段のままに暮らす生き物たちの、臨場感溢れる映像をお茶の間にダイレクトに届ける事は出来る筈。
　匂いフェチでどーしてもあの獣臭い匂いを嗅ぎたいんだ！って人や、命がけでも触りたいんだ！って人はお金貯めて現地に行けば良いのだし。

　凄く単純な論法だけど…罪も無い動物が捕らわれて一生を檻の中で過ごすのを見るのは忍びない＜動物園の客足が減れば、いずれ運営が出来なくなる日が来るかもしれない、と期待＜ならば、千里の道も一歩から。先ず隗より始めよ。いつの日か願いは届くか？

　もーね、人が人に生まれた事を特権に、人以外の生き物を好きなようにしちゃって良い、って風な、思い上がった考え方はいい加減やめたらどうなの？ってお話でしたマル

　昨年と今年ではあるけれど一日違いで亡くなった、叔母の連れ合いとお隣の奥様は、年も同じなら亡くなるまでの経緯もお話を聞いたら良く似ていた。
　どちらも病院へ向かった時の状態は深刻ではなかったのに、入院後間もなく容体急変～2週間前後で逝去、の流れ。ひと頃巷で囁かれた「病院に行くと死ぬ」の噂に、信憑性感じてしまいかねない。
続き▽

　いつもチンタラペースでお座なりに済ませている家事全般ですが、梅雨入りがもうじきだと聞いたら俄然やる気がわいてきました。雨が続けば何事にも気分が乗らなくなるのだし、出来る事は今のうちに。
　雨でジトメトした気分を払うには、室内が気持ち良くなってなくちゃね、と、新築以来殆ど掃除らしい掃除もしていない壁の手入れまで着手しています。

　転居前、期待に胸を膨らませて見本帳から選んだリビングのクロスは、厚めのランダム木目レリーフタイプ。凹凸に汚れが入り込んで掃除がし難いと気付いたのはすぐの事。
　平均にくすんでいるのでそんな色かと思えば誤魔化すのは可能だけれど、出来れば往時の明るさに戻したいと、途中何度かスチームで掃除したり、幾つか洗剤を試してみてもはかばかしい効果はありませんでした。

　いつだったかTVで衣類の染み取りが紹介されていて、重曹に液体の酸素系漂白剤を混ぜたペーストを塗って蒸気をあてる、ってその方法だけは覚えておいたんですが、コレって壁に試したらどうだろう、と先日隅っこで試してみるとこれがBINGO！

　ペーストを塗る、5分ほど放置、しつこい部分汚れを固めのブラシでゴシゴシ、緩め、きつめと絞り分けた雑巾で気が済むまで拭き上げたらサッパリぴかぴか、気分もすっきりです。壁の面積は思うよりずっと大きいので一度に全部なんて考えず、一時的にだんだら模様になるのを気にせず小分けして取り組めたのが結果all rightだったかも♪

　かなりの荒療治かと思うので、この先後遺症が出ない保証は無いですが｡｡｡＜無鉄砲に試して後からドキドキしてる奴。