Airy*Mint

駅であれ道路であれ店の中であれ、スマホを弄りながら歩きをしている人の多いこと多いこと。こちらが避けているから良いようなものの、そうでなければ二度や三度はぶつかってお互い痛い思いをしているんじゃないかと思います。おかしくないか？この状況。
　歩くだけなら百歩譲るにしても、自転車でも乳母車を押しながらでも、最悪自動車の運転中でもそれ。

　って危ないから。命が幾つあっても足りない事をしている自覚は無いのでしょうか？

　先日、駅に近い道を車で走行中の、ほんの数メートルの歩道近くでのこと。丁度電車から降りた人たちがゾロゾロと渡りだし、同居人氏が停車して歩行者の行き過ぎるのを待っていたのですが、中の一人、一番後から歩き出した50絡みのおじさんが、目はスマホに釘付け、指を画面に彷徨わせながら、秒速20cm位の速度で渡って行くんです。車が待っているとか全く眼中に無い。細い道幅の短い歩道、急げば3歩で渡りきれるのに。

　温和なワタクシが(笑)珍しくキレまして、助手席の窓をバンバンと叩いて注意喚起したんですが、それすらも気付かず蛞蝓のように渡る彼を待ちながら腹の中は煮えくり返っておりました。ナニあのジジイ！←怒りのあまり、おじさんからジジイにクラス替え。

　若い人なら、そんなもんかもね、と無理クリ納得するところ、あの齢で(注意力、状況判断等々低下している)アレは無いだろうよ。路上喫煙反対も結構だけど、路上スマホも罰金取るなりなんなりしっかり取り締まってくれ！

　どこへ行くにもバッグに入れて連れて行くコンデジが、長年の酷使で随分ヘタレてきました。
　中でも酷いのが液晶画面で、バッグの中であれやこれやと接触するもんだから、大きな黒い抜けが出来ちゃった。撮影した画像にどーこーって事は無いけれど、画面を覗く時にとても気になります。
　で、少し前に新しい機種に買い換えました。

　今度のコはCOOLPIX P520さん。ズーム機能が秀逸だと評判のようです。コンデジにしてはちと大振りなので、持ち歩くバッグを少し大きいのにしないとならないけど。前のコと違って液晶画面が閉じられるので、バッグの中での惨状は回避出来そうです。

　新しい機械を手にすると、玩具を貰った子ども並みにテンションが上がって、あっちこっと持ち出して楽しんでいたんだけど、ある日、ズームのスライドスイッチの不具合に気付きました。弄った後勝手にズームしちゃうの。えーっ？故障かい？

　早速修理に出すようか？と思ったんですが、不具合はその時だけだったのでたまたまだったかと放置。が、今日ちょっと大事な写真を撮りたかった時に現象が再現しました。うぅ、そりゃ無いよ〜。同居人氏に説明して理解はして貰えたものの、コノヤロー、たまーにしかその不具合を起こさないものだから、ホラホラ見て、って再現出来ない。

　修理に出すべきか出さざるべきか、大いに悩んでいるんですが、出すなら早いうちだよねぇ。と、遅まきながら説明書を開いて考えちう。使い方がマズいのかなぁ？

　やれ暑いだの寒いだの、天候がオカシイんじゃないか、と並べられる人らの御託を他所に、キチンキチンと季節は移ろっていきます。
　ムカゴが実り、しんがりの薔薇が咲き、八重桜の葉が紅葉して散り、山茶花が咲き、万両や南天が赤い実を付け、とこれはもう例年通りの営みの繰り返し。植物は素直なのだとつくづく感心させられます。

　あとひと月余りで年の瀬、月日の経つのは早いなぁ、と庭を眺めながら感慨に浸ったのですが、その、早いという感覚そのものがタイトル通り処理能力の衰えによるもの、と科学的に分析されるとゲッソリしてしまいます。

　30分で片付いた仕事が1時間掛かるようになり、半日で仕上がる筈の作業が一日掛かりでも終わらない。確かに確かに。なんと愚図になってしまったことか。

　子どもの頃は、一日は長く、一週間、ひと月、一年の過ぎていくのが遅く感じて、早く大人になりたいとジリジリしたものでしたが(笑)。←やめとけ、当時の自分。

　午後3時を過ぎたら、を待って三毛母さんのお迎えに行ってきました。エリザベスカラーを付けて貰い、連れ帰って暫くはなんとなくヨソヨソしい。
　小さい時から一緒に居て信頼を得ているのではなく、同居し始めてまだひと月も経たないのにこんな仕打ちを受けては、彼女のご機嫌斜めも納得出来ます。30分程でケロッとご機嫌は治りましたが。

　引き取り際に付けて貰ったエリザベスカラー、豆猫の時は順応が早かったけれど、三毛母さんは余程不器用なのか、全く何も出来ない姿を見て程なく外してしまいました。ネットのお洋服を着せられているから、カラーが無くても舐める事は出来なさそうなので。

　先日のワクチン接種と検査、今回の避妊手術とで出費は4万弱。お金の問題じゃ無いけどこの出費、つましい家の家計には打撃です。貧乏人は動物を飼うのもままならない世の中、ってことね。上手に手術して頂いたから、文句はありませんけどね。シクシク。

　今日の10時過ぎ、避妊手術のために三毛母さんを病院に送り届けてきました。
　全て完了の状態で手元に届く、所謂「里親」と違い、保護して予防接種と手術を済ませるまでが一切自分の範疇。毎回ですが、手術が無事に済んで家に戻って来られるまで、気が気じゃありません。医療事故の連絡は無いので手術は成功したと思うけれど。
　
　何も判らない彼女を痛い目に合わせる負い目を感じつつ病院に着いて、承諾書にサインをしている間にプチンと注射をされ、さっさと2階へ連れて行かれちゃったので声を掛ける間も無かったのですが、どうか元気で戻って来てくださいね。

　今頃は麻酔も切れてメーメーと独特の声で鳴いているんじゃなかろうか。毎晩その声に起こされて睡眠不足だったけれど、聞こえない今夜はちょっと寂しい気もします。