2014,06,02, Monday
正直なところ"粉もん"が苦手です。食べることではなく「作る」ことが。
あちこち粉だらけになるし容器はベトベトになるし、そのくせ労力の割に美味しく作れない。中でもお好み焼きなど上手に作れたためしがありません。 本当に旨いのと今迄出会っていないので、どう作れば旨くなるのか判らない、が本音です。 同居人氏の誕生日祝いを前倒しの外食で一応済ませたとはいえ、当日何も無いのも如何なものか、と、こっそりケーキを買いに出る予定だったけれど、余りの暑さに家から出ること叶わず。こうなりゃ何度かチャレンジして、一度も美味しいと言われていない大好きなお好み焼きを作ってやろうじゃないか、と思い立ちました。 前回大失敗してとても食べられないようなお好み焼きを作ってしまい、それでも無理くり飲み込む姿に心の中で頭を下げながら、きっと次は美味しく作ってやるぞ、と闘志を燃やし、材料だけはそれなりに揃えておいたのです。やるなら今日だ! 材料を混ぜ合わせて、1枚だけ焼くのにホットプレートを出すのも面倒と熱くしたフライパンに流しこみ、じっくり中火で両面焼きあげてオソルオソルおつまみとして出すと、あらびっくり、初めて「これ美味しい」を頂きました。 あれこれ調べて人さまの作り方を参考にしたのが正解。なんのこたぁない、今まで肉の焼き方もキャベツの刻み方も間違っていた、ってオチです。何より大事なのは「山芋の粉」を使う事だったようで。ってそれだけの事を知らずに長いこと損したなぁ。 |