2014,05,15, Thursday
洗濯しおわったよー、とメロディが鳴るが早いか衣類をカゴに移して2階のベランダへ行き、干し始める頃は「今日も穏やか〜♪」などと鼻歌まじりですが、そのうち風が強まってきて、部屋に戻る頃には干したのを後悔する、なんていう日が近頃増えています。
以前はこんなにまで日々強風が吹くような土地柄では無かったと思うんですけどねー。 ここに越してきてすぐ感じて以来、水曜日は風が強い日が多い→殆ど毎日午後は風が強くなる→午前中から一日中吹き荒れる、と年々バージョンアップしている気がします。いつの間にか密集したビルやマンション、住宅で風の道が変わったのでしょうか。 狂言の犬が鳴くような「びょう びょう」をひたすら繰り返す風音を聞き、幹の太い八重桜の木が南風に煽られてわっさわさと踊るのを見ていたら、現実味のない不思議な感覚に囚われそうになり、急いで部屋に戻りました。あーコワ。 子どもの頃から慣れた事象が永劫不変だなどとは毛頭思わないけれど、偏った超常系の科学雑誌やTV番組で過去に取り上げられた胡散臭い諸説が、最近はちょっとだけ信憑性を帯びてきたような気がして不安になったり。まあ、空を仰いで憂いてみても、所詮芥子粒に出来ることなど無いけれど。 |