木の芽どき
アオキの花芽 暖かさに浮かれて咲いた桜たちは、花散らしの風や雨、花冷えの陽気に背中を押されて急ぎ足に去り、見れば辺りはもう、眩しい新緑が溢れています。
 咲き初めの週にカタクリの花との共演を見せて貰ったきり、次の週は曇って冷えたり強風が吹いたり、今週になったらもう散っていましたとさ、な調子で、のんびり鑑賞する機会は今年はナシでした。残念。

 日中は初夏だの夏日だのと言われても、朝晩の寒さはまだまだ健在。気付けばエアコンのスイッチにおずおずと手を伸ばす日が続いています。ヘタレ。

 タイトルの言葉、この時期アタマの方がアレになっちゃった方を揶揄する意味として使われますが、本来の意味は当然、青葉の季節とか新緑の候とかと同じ、鮮やかな緑を喜ぶ気持ちを表しているんでしょうに、そんな使われ方では可哀想。

 尤もこの頃の、日毎時間毎の気温差や、急な環境の変化にさらされる方の身になれば、心や体に不調をきたすのは無理もないという気もします。どうか大事にしてね。
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| 自然::花空風月 | 08:03 PM | comments (0) | trackback (0) |
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