葉でも実でも振り返る
プラタナスの実 写真は昨日拾ったプラタナスの実。葉っぱが散る音で振り返るってな歌があったけど(古過ぎるよぉ)、この実が落ちる音もそれなりに大きそうです。
 俯いてせっせと拾いながら、頭に落ちて来やしないだろうね?と見上げたら、鈴のようにぶら下がる丸い大きな実がまだいくつも付いていました。今日のような強風の日は下に居たくないなぁ。

 プラタナスの和名の「鈴懸け」の由来はこの、実がぶら下がる姿からかと思ったんですが、古くは修験者や天狗の衣装でお馴染みの、胸の前に垂らしている篠懸(すずかけ)に付いている、ポンポン状の塊に肖っているのだそうで。ふぅん、3へー。

 樹皮が剥けているので、樹はもみじ葉プラタナス、という種類のようです。実の直径は2〜3cm。ツブツブに見える一つ一つにはフワフワの毛が付いています。丁度たんぽぽの綿毛の逆バージョン。毛が内側になるように丸く纏まっています。

 普段、拾った実は庭に置き、実生の木を楽しむところだけど、はてさて。プラタナスを庭で育てるのはとても無理なので、リースの添え物にすることにしましょうかね。
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| 自然::花空風月 | 09:46 PM | comments (0) | trackback (0) |
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