2013,01,21, Monday
ここへ移り住んだ頃は、両隣も前も後ろもワリと樹木好きなお宅で、木の多い風景に喜び、自分も早速レモンと八重桜、一緒に越してきたバラとグミと南天、吉祥寺の家から分けて貰ったカルミアと山茶花を所狭しと植え、気分だけは大好きな雑木林でした♪
少し歩くと小さな神社の杜もあって、カッコウやホトトギス、夜になればフクロウなんかも鳴いたり。 実に良好な環境の場所に越してきたこと、と喜んでいたけれど、数年も経つとあちらこちらの風景はすっかり変わってしまいました。左のお隣は無残にザクザクと剪定された柿と柘榴と花梨を残して、何故か残りは根こそぎ切り倒してしまったし、前の家は建て替えで、元々の敷地いっぱいを建物にしてしまったし、後ろのお宅は奥様の逝去以来手入れが出来ないと、以前は美しかった庭の植物を取り払われてしまったし。 並びの数軒は向こうから、ジャングルみたいだった鬱蒼とした庭木を全て切ってしまったお宅、庭先を潰して家を増築したお宅。緑がどんどん減って寂しい限り。 お陰で、なのかもしれないけれど、神社からやって来る鳥が以前より増えた気がしなくもありません。先日はコゲラ、この時期お馴染みのヒヨドリやムクドリ、ここ数日はメジロが目白押し(笑)で、その度豆猫はもう嬉しさに身悶えするほどです。カカカと呼びかけてじっと見つめ、相手にされないと見るやこちらに視線を移し、ねー、欲しいよ、窓開けてよ、って。窓の中からじゃなきゃ、あんたの顔見て逃げてっちゃうよ。 目の前少し先、神社と家との間に造成の手が入り、春頃には数軒の家が建つらしいです。住む人が樹木好きだと良いんだけどなぁ。 |