2012,10,29, Monday
夜風に乗って「い〜しや〜きいも〜」なんてのが聞こえてきても違和感のない季節到来です。
明日からは冷え込むけれど、今日は暖かでしょう、と朝の天気予報でお姉さんが言っていたのを聞いた気がするけど、嘘じゃん!びょーびょー強風が吹いて寒いじゃん!・・・と書いて、ちょっと大人気ないと反省。イヤ、ほんと寒いのが苦手なもので。 タイトルで恋しいと書いていますが、実は焼き芋は非好物。例によって食べられないことはないし、たま〜には食べるけれど、積極的には食べたくないクチです。あ。食糧難で芋ばっか喰ってた、などというそんな世代じゃないですから。<ココ強調。 子どもの頃、件の呼び声が聞こえてくると、叔母(小)→自分に、買いに行く係を押し付けられました。寒いので抵抗はしますが、その内足先で押し出され、渋々お金を握って、当時はゆっくり歩いて屋台を曳いていたオジサンに追いつく。 寒空にガタガタしている痩せっぴいを見て哀れに思ったのか、おまけして貰ったことも何度かありました。帰り道は紙袋の中のお芋があったかくて嬉しいんだけど、小さい子一人で夜更けにおツカイなんて今だったら考えられない蛮行です(笑)。住宅街で近隣は平穏だったとはいえ、長閑な時代だったんだな〜。 自立後のある夜、無性に食べたくなって軽トラのオジサンを呼び止め、"ホクホクしていないの"を、と買ったんですが(食べるならトロッと柔らかいの派)、エラくぼったくり価格に思えて(当時は赤貧洗うが如し)それ以来焼き芋屋さんからは不買。まぁ、燃料費だガソリン代だって、今なら先方の言い分も判らないではないけどね。 写真は今日、朝食に焼いた安納芋(トロッ系なので食べます)。焼く時に包んだアルミ箔が朝の光に輝いちゃって、何がなにやら判らない写真ですが><。5〜6cmの、掌に乗る小振りのサイズだけど、10個ほど入って500円。納得の安心価格だ(笑)。 ちなみに冒頭に書いた売り声、昨今は「騒音」と不評で、夜間に回ることはあまり無いらしいです。秋の夜長のオジサンの太く間延びした声、悪くなかったけどナ。 |