2012,08,14, Tuesday
毎年、生食してジャムにして冷凍保存もして、と充分過ぎる実を付けてくれる庭のブルーベリー、今年は転居以来初めて全滅でした。
濃紫に熟したのはほんの2〜3粒で、他は小さな緑の実のまま成長が止まりました。寂し〜。 不作の原因は昨日の話の続きでこちらも虫の害。なんとチャドクガの幼虫の仕業です。 花から実に姿を変えて間もない頃、傍に植えてある山茶花にひと群れのチャドクガの幼虫を発見したのが発端でした。高い所のひと枝で楽しそうに体を揺する幼虫たち。哀れだけれど流石に見過ごせず、明日然るべき対処をしよう、と決めた翌日猛烈な豪雨が降って幼虫たちをすっかり綺麗に洗い流してしまったのでした。 自ら手を下さずに済んだと安堵したのも束の間、彼らにとっては上手いこと、ブルーベリーの葉に落ちたようなのです。数日後に気付いた時には、ブルーベリーの葉っぱは見事にまる裸。「茶」毒蛾と言うからにはそっち系の、ツルツルした固い葉っぱがお好みかと思っていたのに、こんなのも召し上がるんですかい? 葉っぱは無くなっても、既に出来ている実は無事だろう、なんて考えは甘かった。光合成をして栄養を送ってくれる葉が無いことには実も熟しようが無いワケで。 酷い目にあって枝だけになってしまったブルーベリーの木、来年は回復して実を付けてくれるだろうかと今から気がかりです。鬼が呵う? |