2012,07,02, Monday
昨日、降り出した雨の中買い物から帰宅し、荷物を持って玄関ポーチに駆け込んで、何気なくキッチン窓の外に蔓を伸ばした木通に目をやった時でした。
数日前には1cmあるか無いかの小ささだったアケビコノハの幼虫たちが、どれもモリっと大きくなってワシワシと葉を喰い尽くし、哀れな事にそこらの木通は蔓ばかり。肝心の食料が無いじゃんか。 買ってきた品々を冷蔵庫やストッカーに手早くしまい、ハサミとビニール袋を手に外へ取って返しました。強まった雨に打たれながら、幼虫がしがみついている木通の蔓をハサミで切ってはビニール袋に受け、十数匹の幼虫入り袋詰めが完成。 そのまま2階のベランダに出て、ワサワサと葉の茂っている木通の、葉の陰になるよう一匹ずつ置いて引越しが完了しました。 これで飢え死にはしないだろう、と。今朝になってひと回り大きくなった元気そうな姿を見て浅はかに安堵していたんですが、午後にはアシナガバチの来襲し、2匹ほど襲われてしまいました。何にも害の無い芋虫なのに・・・涙なしには語れない。 写真のヨッ◯ー芋虫さんは犠牲者の1匹。生きている最後の姿となりました。なまじ移動させたのが仇になったのかもしれない。悪いことしたなぁ。 毎年大量に発生するアケビコノハの幼虫。その割に成虫を余り見かけないと思っていたら、見ていないところでこんな風に捕食されていたようです。南無。 |