2012,06,29, Friday
ずっと前に、大阪出身奈良在住のお友だちと話をして以来、ずっと疑問に感じていた事がありました。
ある時、寒いので葛湯を飲んで寝るよ、と自分が言うと、彼女が葛湯って?と。え?知らない?葛粉で作るドリンクだよ、と作り方を説明すると、飴湯の事かぁ、って。飴湯?ソレナンデスカ? 以来飴湯が気になって気になって(笑)。 先日買い物をしていて、「冷しあめゆ」なる商品を見つけました。おぉ、これがかの飴湯か!パッケージの右側には、大きな囲みで「昔なつかしのほっとする味」、とあり、左側には『昔、縁日で飲んだ(いや、知らん)「冷しあめ」が・・・(・・・の後、何が言いたかったのだ?)』、と赤字で書いてある。 裏に返して原材料を見ると。砂糖、澱粉、生姜、加工黒糖、麦芽糖、となっていて、まあ葛湯に入っている材料とそうかけ離れている訳じゃない。製造者は広島の会社なので、やはり関西以西では「葛湯」を「飴湯」と呼ぶのかしら? 作り方のとおり作ってみると、うーん。サラッとしていて葛湯のような粘性はありません。味は遠からず、なんだけど。「冷し」と謳っているけれど、冷水でもホットでもOK!なんだそうな。温めたらもちっととろみが出るのかなぁ? 結論:これは葛湯と同じ物では無いと思う。<長年の疑問自己氷解。 |