2012,04,06, Friday
先日カタクリを見に行った帰りに駅へと向かう道で、ちょっと気になる老夫婦を見かけました。
コースの途中では距離を置きつつも連れ立って歩いていたのに、そのうちお婆さんが一人早足で先行し、角を曲がって姿が見えなくなってしまったのです。 えっ?お爺さんを置いてっちゃうの?自分は小走りで角まで行き、お婆さんの行き先を確認しました。 置き去りにされたお爺さんは、交差点に立ち止まってイベント会場のマップに目を落とし、時おり周囲を見回して途方にくれる体。そう、このお爺さん、はたから見てもはっきり判る程、アルツハイマーの症状が出ているのでした。 お婆さんが腹を立て、散々怒鳴り散らした末に同行を放棄した、ってワケで。 彼女が自覚していなくても、これは所謂保護責任者遺棄、に当たるんじゃ?車が行き交う交差点に佇む彼を見て見ぬふりは出来ず、同居人氏が声を掛けて数十メートル先のイベント会場まで同行し、係員をしている市職員の方に後を頼みました。 長い間、偕老同穴共白髪、と手を取り合って生きて来たんだろうになぁ。哀し。
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| ワタクシゴト::ちょい備忘録 | 06:36 PM | comments (0) | trackback (0) | |