2012,03,04, Sunday
たまに餌やりに行く小さな川は、去年の夏過ぎ辺りから地味に護岸工事が始まっています。
最初は川上遠くの方で、重機を動かす大きな音が聞こえると思っていたら、じきだんだん近づいて、いつの間にか川下へ去って行った様子。 自然の残る数少ない場所を塒にしていた鳥や亀や魚たちはさぞや怖かっただろうと思います。 川底を何かしたのか水位が浅くなり、工事の準備のためか、岸近くに小さな岩らしき物を大きなネットで覆った塊がいくつも置いてある。バクバク口を開けてたくさん寄って来た鯉も、日向で呑気に甲羅干しをしていた亀たちも居なくなってしまいました。 特に溢れたり暴れたりもしない、小さな小さな大人しい川なのに、こんな事をする必要があるのかな?鯉も亀も無事にどこかへ移動して元気にしているなら良いけど。 餌を手に持って振ると、居残った数羽の鴨や雁がワラワラと集まります。一回り小さいのや時折見かけるアヒルは、動きが遅くて食いっぱぐれちゃう。早い子たちを遠方に誘ってから遅い子の近く目がけて投げ満遍なく行き渡るように、と気遣いが必要だったりして。冬場は餌が少ないし、小魚も見かけないので止むに止まれずやってますが。 穏やかそうな顔をしていてもそこは野良鳥のこと、弱い者、小さい者には厳しく突っついて虐めたりしています。意地悪しないで仲良く食べなさい、とか言って笑いながらパンを投げてる変なオバサン、って影で言われてるんだろうな(笑)。 |