進化する弁当作り
オクラの花 あろんぐろんぐあごー。幼稚園に入園した別居Guyに作り始めて以来、お弁当作りが大の苦手でした。
 今になって思えば自分自身お弁当を作って貰った覚えはないし、級友のお弁当を覗き込むような無作法はしていないし、今のようにコンビニやスーパーでお手本になるお弁当など目にする機会もなかったし、手探りで作ったのが実情だった気がします。

 かろうじて見たことのある海苔弁に揚げ物やらを幾つか詰めた大人が食べるようなのを持たせては、量が多すぎますだの子どもが喜ぶお弁当じゃないだの、先生からしょっちゅう酷評を貰って切ない思いをしていました。若かったなぁ。
 結局のところ別居Guyにはそのままずっとそんな感じで、彼にはずっと母親は料理がダメダメなヒトなのだと思い込まれていたようです。スマンカッタ。

 数年間があいて同居Guyのお弁当作りをするようになった頃には情報量が増えたこともあって、まるで人が変わったようにそれなりの物を持たせられるようになり、今でも時おり持参する弁当は出先でも随分と高評価を得ているようです。

 尤も別居Guyの頃と同居Guyの時とでは弁当箱のグレードも違い、ご飯におかずの汁が染みただの、かばんの中で汁が漏れただののクレーム原因が無くなったのは確か。
 時代による環境の変化も大きいんですけどね。

 一番の進歩は、同居Guyが小さな口を尖らせた、茶色いおかず、を遅まきながら反省し、カラフルな食材を多く使うようになったことかも。最近の若いお母さんたちのような努力は、当時の自分には到底無理だったろうなぁと嘆息してしまいますが。
 今日、お弁当用品のコーナーで、調理用の彫刻刀やらカラフルなバランやカップ、海苔を切る器具等が並んでいるを見ていたら、ふっと往時が過ぎりました。
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| 美味しいもの::そのほか | 11:38 PM | comments (0) | trackback (0) |
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