2011,07,07, Thursday
いつからだったのでしょう?勤め人が皆、くそ暑い最中もスーツで、が決まりになったのは。
その昔、おじさんたちは暑い季節、帽子に開襟シャツと扇子がセットだったように思います。おばさんたちはアッパッパーとかムームーとか。 下町に行けばランニング+ステテコのおじさんやシュミーズ姿のおばさんも見かけました。 平均気温は今より随分低かったそうで、それでもあの服装でなきゃ辛いのが日本の蒸し暑さ、のハズ。冷房をガンガン使えるリッチな大企業主導の夏の過ごし方は、結局この国には向いていなかったと、今回の騒ぎが露呈してくれたような気がします。 スーツを着て真っ赤な顔で汗を拭いている勤め人の姿を見る度、倒れるんじゃないか、具合を悪くしないかと、常々気掛かりで仕方なかったんです。 今年の一過性流行なんかにしないで、いっそのことこれからの夏は、「見苦しくなければ涼しげな格好でOKだよん」な法案でも作れば良いのに。 |