気持ちの温度差
並んだ並んだ水仙 ポンキッキーズで「歩いて帰ろう」(1994年6月1日リリースだって。。。ほぼふた昔前!)を聞いて以来、イイな、と思っていた歌うたいさんが、今回の原発事故に対して大方の人が(東日本では特にそうだろう)胸の奥に抱え込んでいたブスブスと燻った気持ちを、自分の楽曲に乗せて弾き語った替え歌がネット上で評判になったのは数日前のことでした。

 upされる都度モグラ叩きのように消されたので、見られなくなる前にとDLして、帰宅した同居人氏と一緒になって彼の勇気に感じ入ることしきり。有名人としてのスタンスを考えたらなかなか出来る事じゃないと思います。

 ところが、続いて帰宅した同居Guyにも見せたところ、すっと顔がくもってしまうんです。そっか。小さい子を相手にする事の多い彼にしてみたら、小気味良いなどと笑っている場合じゃ無いんだろう、と気付かされました。

 思えば散々享受するだけ享受して、潤沢な(と思い込んだ)エネルギーを使い放題使って、ロクに反対もせぬままバブルだネオンだと浮かれていた世代が、事が起きたらそれみろでは、将来の人たちに何と申し訳すれば良いのだろうかと。
 
 歴史の教科書を読む度、この時代の人たちは何故こうなる前に何か手だてを打たなかったのだろう、と不思議に思い、また軽く蔑視もしましたが、今まさに、歴史上の愚鈍な世代の仲間入りをした気分です。誰かのせいにすれば解決する、筈はないのに。
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| ワタクシゴト::戯れ言三昧 | 03:55 PM | comments (0) | trackback (0) |
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