2010,06,04, Friday
夕食の準備に取りかかって間もなく、猫らが床の同じ場所を見つめながら静~かにしているので、視線の先は何?と覗き込むと、あらら、洗濯物の取り込みに紛れたか、ありふれた砂色の小さな蛾が一匹。
ほんの短い命だろうに外でお相手探しも出来ず、熱い視線に身の置き所なく2猫の間をうろうろ彷徨っているなんてあまりに哀れです。 救出して外に放そうと思い、濡れた手を拭いて戻ってみると姿が見えず、床に少量の鱗粉が落ちているのみ。え゛?豆猫の口がモソモソ動いているような。 遅かりし、すかさずパクリとやられちまったようです。合掌。 小にゃんは動いている虫なぞ見ているだけで、食べ物として認識はしていない風があるんですが、ひと月ばっちり母さん猫に野良教育を受けた豆猫は、鳥であろうが虫であろうが動く物は獲物。目の前で動けばパクリが身に染みついてしまっているようです。 なまじな物を踊り喰いするのは感心出来ないなぁ。毒があったらどーすんのさ! |