2009,10,09, Friday
栗がスーパーに並ぶ頃に何度か売り場で足を止め、買おうかな~?待てよ、栗剥きだけのためには贅沢だな~。と結局は買わずじまいだったのがこの栗くり坊主ですが、実はしっかり所持しています。
叔母の、夏前に逝去した連れ合いが一昨年の正月に「使うなら持ってって良いよ」と渡してくれたのを茶箪笥の引き出しで休眠させたままでしたが。 ほーら、やっぱり殆ど出番が無いんだ、買わなくて正解だったね。なんて思っていたんだけど、頂き物の栗があったのでおもむろに取り出して使ってみたところ…あら、便利だ。 固い栗の皮剥きを包丁ですると、栗が滑って飛ばないようにと押さえる手に無理な力が入って指が痛くなるし、柄に近い刃の角で指に小さな傷を多数付ける事もあり、途中で嫌気がさして終いには不愉快になるのがオチでしたが、鋏を使うような感覚と「カミソリ並み」とある鋭い刃のお陰で、サクサク気持ち良く剥き終える事が出来ました。 これならお正月用の甘露煮のようにどっさり剥く時や、鬼皮だけを剥くのが意外と難しい渋皮煮だって大丈夫そう♪シーズンが終わる前に栗を買って来なくっちゃ! 他に何の機能もない一芸にだけ秀でた器具は、余程機会が多くない限り買おうとは思いませんが、一つの仕事に特化した便利さもアリですね~。尤もリンク先には銀杏坊主ってのもあるんだけど…これはイイヤ。プライヤーで充分代用出来てるから。 |