2009,07,17, Friday
先週の土曜日、義父母宅に行った際に貰って帰ったお土産は、義母が庭で育てた山盛りのトマト。枝に付いたまま熟したトマトは、青いまま切られて箱の中で完熟する店売り品とはひと味違う美味しさです。
庭と言っても小さな小さな、それも北側で育ったトマトとはとても思えない大きさと色艶。写真右上のが義母作。スーパーで買った左下のトマト、負けてます。 家で上手に育てられないのは庭の日当たりが悪いから、とのいつもの言い訳は、この歴然とした証拠品の前には通用しません。これぞ義母の技、なんでしょう。降参。 農家出身でもないのに美味しく育てられる事が不思議でしたが、そう言えば義母の、数年前に他界したお父さんがたいそう野菜作りの上手な方だった、と思い出しました。 高齢でちょっと腰が曲がってからも近所で借りている畑にせっせと出掛けて行って育てた、まるまるとした瑞々しい聖護院大根や実入りの良いとうもろこし、甘い南瓜やずっしりと大玉の白菜を義母へと手土産に持たせ、家にも良くお裾分けして頂いたんでした。 中でも、真っ白で太った長ねぎが幼い子らのお気に入りで、同居Guyは「ねぎのおじいちゃん」って呼んでいましたっけ。その腕前が義母に遺伝したに違いありません。 自分の家系を遡ってみても、残念ながら緑の指の持ち主を思い浮かべられないし、ベランダ菜園では限りがあるし。作るのは諦めてお裾分け待ちに徹しようかしら♪ |