2009,07,10, Friday
当日朝のニュースで一報を耳にしてから、二週間後にお別れの会が執り行われるまでずっと、これは彼独特のちょっと度の過ぎたジョークで、最後の最後にあの祭壇からポゥ!とか言って飛び出て来るんじゃないか、なんて淡い期待を持ってたんですが…。
死去を受けて似非ファンに変身する気はないけれど、その昔、Jackson5のアルバムが宝物でした。 鬱屈していた時分の事で、毎夜眠れないままアルバムのジャケットを開いて小さい彼の声を聞きながら横になっているうち、ジャケットを胸に抱えたまま寝入ったりしてました。 全盛期の音楽はそれはもう素晴らしいけど、自分にとっては幼少期のあの声がベスト。 Lookin' Through The WindowsやI'll be thereやBenに聞き惚れた頃は、懐かしい、より思い出すのも切ない時代で、ボロボロに擦り切れたジャケットにしまわれたまま他のレコードやLDなんかと共に紐で括り、物入れ行きになって久しいですが、今でも鮮明に声と歌詞を思い出せるってことは、余程しつこく聞いてたんだね。>昔の自分。 とある職場にて好みのBGMを流してくれると言うので、Stevie WonderのSuperstitionを指定したところ、メイクさんとスタイリストさんが口を揃えて「ナニこの歌、気持ち悪~い」なんて扱いされた程、周囲でモータウンの認知度が低かった時代のオハナシですけどね。 I'll be there 傍に居てくれるんでしょう、きっと。 |