旬を喜ぶ
小さな南高梅 猫額に生え出た実生の枇杷が1mの丈を超え、今年も新芽を吹きました。このまま育てるには日照と広さが不足しているし、とは言え頑張って伸びたのに抜き去るのも…と悩んだ挙げ句、大きな鉢に植え替えて義父母の家に里子に出すことにしました。
 下手くそな素人が掘ったので、随分根を傷めたらしく、鉢の中で早くも新芽がしんなり。根付くと良いな~。

 見回すと辺りには、やはり実生の万両がワサワサと何株も生えだしているし、南天や柘植や山茶花も伸び出しています。如何に手入れを怠っているか推して知るべし。大きくなっても場所塞ぎなだけなので、今の内に掘り出し、鉢に上げて管理する事にしました。
 ひと通り作業が済んで「んーっ」と腰を伸ばした目の高さに、あれ?南高梅の木に小さな実がちらほら付いてる。緑色の豆粒みたいな実の、先っちょがほんのり赤味を帯びたのが、見回す限りほんの数粒確認出来ただけなので、到底梅干しの足しにはなりようもないですが、楽しみは一つ増えました。落ちずに成長してくれますように。

 このまま枯れるかも、と案じながら搬送した枇杷の鉢を前に義母がひと言「大丈夫、きっと育つよ」。サスガ肝っ玉母さん。お墨付きを貰って大船に乗った気になりました。帰りには産みたて卵と筍ご飯をお土産に頂いて、ちょっとわらしべ長者みたい♪
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| 美味しいもの::そのほか | 10:46 PM | comments (0) | trackback (0) |
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