2010,12,12, Sunday
子どもの頃から何が欲しい?の問いには「本!」と答えていた生粋の本の虫です。
自分が読む本を決めるときに、内容の良し悪し、興味を惹かれるか否かは勿論重要事項だけれど、むしろそれ以外の、活字だったり、挿絵だったり、装丁だったり、重量だったり、様々な条件も大事。 そしてかなり重要なのが、匂い。 活字を追う目を暫し瞑り、程良く人の手を経てきた図書館の本の匂いを嗅ぎながら、前に借りた人はこの部分をどう思ったろう?とか、ここ、他の人も読みながら泣いたろうか?とか笑ったろうか?とか、ツマラナイ想像をするのが好き。 そのうちには誰もが手元の端末を読み耽る時代が来るのかもしれないけれど、匂いの無い無機質な電子書籍に移行したいとは思いません。目の黒い(そもそも茶色だが)うちは黄ばんだ紙の書籍をずっと読み続けられますように。 |
2010,12,13, Monday
キッチンに据えた収納庫の主な仕事は、置き場に困っていたストック用パックに帰る場所を与える事。
最小限に、と整理をしてもいつの間にか増え、ついどこかしらにはみ出しがちだったんですが、殆ど使わないサイズのや、蓋と本体が合わないようなのは良い機会なので捨て、揃えて収納したら随分すっきりしました。早くやれば良かったな>自分。 懸案が一つ片付いたら、ここをこうしたらもっと使い易くね?のアイディアが次々に湧出。思い付いたらメモしとかないと溢れて忘れそうですけど、この際だから徹底的に「プチっとリフォーム@D.I.Y」するのも楽しいかも、とすっかりその気になってます。 D.I.Yが好きだと言ってもこの年末の忙しいさなか、大掃除もせずに鋸だの鉋だのドライバーだのを持ってうろついてたら、家族のヒンシュク買いそうだけど。 |
2010,12,15, Wednesday
収納庫が来たことで雑多な物が大分片付いたのは良いけれど、今まで使っていた丈半分ほどの収納が入れ替わりに押し出され、行き場に少し悩みました。
結局は小ドアの幅とピッタリだと判って玄関に移動。玄関はちょっと狭くなったけれど狭苦しさは感じないし、出ている物を全部そっくり入れちゃえば却ってすっきりするワケで。うーん、我ながら名案であった。 で。問題はその収納の上に置いていた、写真の年代物の棚の処遇。20年近く前に間に合わせの木材で作り、セラムコートの確かレインフォレストグリーンで仕上げた思い入れのあるモノなので、廃棄する気になれずに暫く保留にしてました。 昨日何気なく玄関とキッチンを仕切る小窓のある壁を見ていたら、アレ?ここにぴったり入るんじゃない?という場所を発見。測ってみたらまさにジャストサイズのドンピシャで、押し込めてガチッと、嵌る感じに収まるじゃん。あんびりーばぼー! ガスレンジ横の窓枠と、電子レンジや炊飯器が置いてある先住レンジ台との間、壁に作りつけた調味料を置く棚の上がまるでこの棚を待っていたかのようでした。 早速移動してスパイスを並べたら、あら、なんかCountryな雰囲気で素敵♪ |
2010,12,27, Monday
先の記事に書いたスライドトレイ、数日前に無事完成の運びとなりました。
買ったばかりのストッカーの、もともとは低い位置に付いていたスライドトレイを、外して上に付け替えようと考えたのがそもそもの始まりなんですが、すっかり気に入って入れ替わりに遊ぶ猫らを見るうち、元のは残して新しく付ける方向に変更したもの。 スライドレール、その場でカットして貰った18mm厚の白いカラー合板、切断面を覆う白の大判シール、購入したのはこんなところで、ネジや接着剤、工具は手元にある物で済ませたし、おまけに手前の引き出し部分は暫く前に何故か「何かに使えそうだ」と買っておいた1本5円の端材を2本継ぎ、シールで覆って使いました。結果思いの外安価で完成♪ もう一か所、不鮮明な写真に見えているトースターの上部に大きな空間があり、こちらも暫く前に訳もなく買っておいたワイヤーネットがピッタリだったので、コーナー留め具だけ買い足して当座に物が置ける棚が出来、ぐっと便利になったという付録付き。 高価な材料を掻き集めて作るより、こうしてアリモノや低額の材料で作れた時の方が、不思議と気持ちが良いものだし、何となく手元に集まっていたモノたちが意味のあるカタチに仕上がった今回は、モノたちの「こうなりたい」を叶えたようで喜びも一入です。 ちなみにスライドレール取り付けの最終段階を仕上げてくれたのは、たまたま夕飯を食べに寄った別居Guyでした。実際のところ彼の行き届いた丁寧な助け無しにはこんなにスムーズに動くトレイは出来上がらなかったかも。いつもThanks♪ |
2011,01,19, Wednesday
パッチワーク用にと溜め込んである布などが入った箱の整理をしていたら、ずっと前から刺しかけになったままの刺繍を発見!うあ、懐かしい。
集めの木綿地に、図案からおこしたフォークワちっくな花を一杯に散らしたアラベスクをチクチク刺したモノ。太めのベルトを表装するべく作り始めたんでした。 やー、派手だなぁ、今じゃちょっと気が引ける。 作り上げるまでしゃかりきになる質だから、こうして中途で放り出した品の方が少ないと思うんですが、もう一つ、こちらは細かいクロスに大輪の薔薇の花を一つ、刺すには刺したまま仕上げていないのがペロリと出たのをみると、そうとばかりは言えない気もします。 今となっては忘れちゃったけど、何か途中で止めたくなった理由があったんでしょうな、きっと。身に着けるのもアレなので、小さな額にでもしようかしらん。 |