2013,07,31, Wednesday
最近買った服のうち2着の、ボタン付けの位置が酷く変でした。ボタンと穴がずれてしまっていて、着るとその部分が浮いちゃう。なんだ?この縫製は!良く見れば前身頃の長さも違うの。安い服だから仕方ないと言われればそうかもしれないけど。ガッカリ。
ボタンを切り取って前立てをピンと伸ばし、正しい位置に印を付けて付け直しました。 苦手なボタン付けを一からするくらいなら、もっと自分の気に入る服を作ってしまう方が納得いくかもと、図書館に行って洋裁本を数冊借りてきました。1冊の中に作りたいのはせいぜい1〜2点なのに、1枚の型紙の裏表にビッシリ、何パターンもが重ね印刷してあるような使い難い型紙本を1冊買う気にはなれませんから。 斜め読みして借りてきた本の中から数点選び出し、ルレットの跡も生々しい型紙を広げ、クッキングシートを重ねてクリップで止め、透けて見える線を見落とさないように上からなぞっていく地道な作業。肩と腰がパンパンになっちゃいました。 型紙を写した段階で早くも挫折しそう。いつも思うんですが、型紙は大きすぎてコピーを取り難いし、目的の線に他の線が多数重なっているために、自分で買った本であっても型紙を転写する面倒な作業が必須です。もう少し工夫があれば良いのに。 今回見た型紙付き洋裁本の殆どが「簡単」を売りにしていて、これじゃ型紙要らないじゃん、とか、面倒な襟付け袖付けナシ、って貫頭衣かっ?みたいなのが多くてこちらもまたガッカリしました。家庭科の宿題じゃあるまいしねぇ。 |
2013,08,11, Sunday
熊谷とか多治見って暑いんだね〜、山梨は40℃超えだって!なんて他人事のように言っていたら、この辺りでもついに今日は38℃以上が記録されたそうです。連日暑さの話題で自身飽きているけど、流石にこれは記録しとかないとねぇ。
どこへ行っても暑いだろうし、そこへ行くまでも暑いだろうし、こんな日は出歩かないのが一番。 のんびり構えて作りそびれていた帽子を作っちゃうか、と型紙と布を取り出したんですが、布を裁断するほんの軽い作業でも汗がタラリと流れる凄まじい暑さ。だって、28℃にお願いします、と朝ポチっとスイッチを入れたエアコンが、いいえ、あまりに暑すぎて32℃までしか下げられませんと仰るんだもの。 こんなに作業が遅くなったのは、本に付属の大きな実物大型紙の該当部分をコピー、から始まって、線に沿って切ってから付けた目印同士を繋ぎあわせ、10m巻きのケント紙に貼り付けて切り抜き、縫い代線にテープを貼って補強し、と型紙作りにエラく時間が掛かったからなのです。あーもう作るのメンドクサイ、だったワケで。 やっとのこと裁断が終わったので、明日はミシンでダカダカ縫って完成、の予定だったんですが、ゔ・・・接着芯が足りないことに今気付いた。がっくり。 |
2013,08,26, Monday
自分で自分に出した宿題の、提出期限が迫っても思うように捗らず、あー所詮こういうヒトだよね、と開き直りちゅうですが、家庭科の「帽子」だけは思いの外上手に仕上がって、炎天下の外出時にガッチリお顔をガードする事が出来ました - 人目から - w。
自分サイズより若干大きめのM(57〜58)にしたので、髪も下ろさず纏めたままスッポリ。 コレが予想外に良かった点で、暑い夏に帽子を被りたくない理由の、髪を下ろすので首元が余計暑い&ピッタリと頭に張り付いて蒸れる、が結果的に回避された事が高評価。2色使いの色も抑えめで上品です。←イヤ、自分の評価、だけど。 今回使ったザックリカッチリ(少し粗めの織りだけどしっかりしている)なインド製の麻生地、もの凄く安く買えたのです。ハギレみたいな用尺で作れるから、帽子ってお得。材料で一番高かったのはブリム用の固い接着芯だったんだもの。 一番嬉しかったのは今回ミシンがけが好調で、リッパーの出番が無かった事です。興が乗ってあと二つ三つ作っちゃおうかなぁ、と考え中。昔から、着なくなった服の端切れでテディーベア作ってましたが、しっかりした生地なら帽子に流用も良いかな。 |
2013,09,06, Friday
雨が降って所在無いこんな日は、布を引っ張り出してチクチクを始めるのに丁度良い筈なんですが、押し潰されそうな湿気と低気圧頭痛で、なーんもヤル気が起きません。スイッチどっか行っちゃった。
少し前まではあまりに暑くて、ここ数日は急な天候の変化ってヤツで出先での雷雨豪雨に怯えて、のヒッキー生活だったので、手元にロクな素材は無いし。 手芸本なぞ取り出してページを繰ってみても、あ、コレ作りたい、が見つかりませんでした。手作業に注ぐエネルギーが枯渇しちゃってるなぁ。 先日の記事でリンクを付けようとした、着古して廃棄する服地を利用して作る小さなテディベアが自分で思っていたよりずっと古い記事で、2000枚以上の写真を検索し、過去記事を辿った末にようやく見付け出しました。コレも最近ご無沙汰。手を出さなくなった主な理由が目の疲れなので、まず眼科に行くのが正解かも。 今日は祖母の誕生日、存命なら98歳です。画像は祖母の好きだった淡い紫の紫陽花を載せました。シーズンに雨が降らず、今年はワリ喰っちゃったね。 |
2013,09,17, Tuesday
いつの間にかごちゃごちゃした雑誌のレイアウトが嫌いで、滅多に手に取る事も無い自分ですが、NHKの「婦人百科」だけは暫くのあいだバックナンバーを揃えていた時期がありました。
在宅になって間もない頃から数年間、Guyらが学校に行っている間とか夜とかに、各号の掲載作品を1つか2つ仕上げては悦に入ったり。 それは何だかほのぼのした、当時憧れた大草原の小さな家の母さんの生き方にどこか通じるような。今より幾分女性成分が多かった当時は多分、優しくて、料理と手仕事が上手な、俗に言う良いお母さんになりたかったのかもしれません。 今でも決してそのテの作業が嫌いなワケじゃないけれど、本も番組もすっかりご無沙汰しています。番組が「おしゃれ工房」「すてきにハンドメイド」と名を変えて行く毎に、基本コンセプトがどんどん劣化していって、難しいけれど完成したら嬉しい作品、ではなく、誰でもが気軽に簡単に出来るモノ、を取り上げるようになったため。なんだか作ってもゴミになりそうな作品テーマが増えたように思えるからです。 先日図書館で「すてきにハンドメイド」が置かれているのを見かけて思わず手に取ったんですが、はぁ、やはり触手が動かない。本の作りがこちらもまた激しく劣化で、アンコール放送の回(これは番組の方でも如何なモノかと不満がある)分は数ヶ月前の記事をそのまま、おまけにモノクロで掲載してあるというお粗末さでした。結構なお金を頂いてコレってちょっと失礼なんじゃなかろうか?某国営さんの体質なのかしら。 なんにせよ、だ。学問であれ料理であれ手芸であれ、険しい高みを目指さずに安易な低い方に迎合するこの辺の在り方って、どうにも気に入らないんだけど。 |