Airy*Mint

　夏涼しいようにと建てた今の家は、真夏でも風が抜けて、1階に居る限りは殆どエアコン要らずです。転居時より近隣が建て込んできたこともあって、越してきた当初ほどでは無いけれど、日中一人の時はまずエアコンなんて使わずに暮らせます。
　ところが･･･今日は暑かった〜。頼みの風が弱く、モンワリな熱気と湿気に押し潰されそうでした。

　気象庁のデータによれば、東京は33度だったそうで。道理で暑かったわけだ。
　入れ替わり立ち代わりシャワーを浴びて、バスタオルの残り枚数がピンチ！エアコンかけずに節電しても、給湯器のガスと洗濯機の電気を使いまくりでは痛し痒しだねぇ。

　明日は更に好天になるらし。連休の中日は朝から洗濯三昧になりそうな予感ですが。

　梅雨明けの発表以前から、日中の外出を躊躇う高温が続いています。いや、嫌いじゃない。暑いのは歓迎だけど、流石に体温以上は遠慮したいワケで。
　ムレムレムラムラと陽炎が立ちそうな炎天で、外に出た途端むき出しの肌がジリッとかジュッとか音を立てるような強烈な日差し。これって本当に温帯の気候なのだろうかしらん？

　朝に水をたっぷりやった胡瓜やトマト、あの暑い沖縄でも元気に育つゴーヤーまでがしんなりと葉を項垂れて哀れ。しっとりと黒かったベランダーの土は、夕方には黄土色レベルまで乾いてしまうので、このヘタレ方も致し方無いですけど。

　小さい頃からこの国の夏は、日中は多少暑くても朝晩は涼しく、網戸から入る夜風でぐっすり眠れたんですが、今では夜風なんて期待もできません。この尋常ならざる暑さといい、ゲリラ豪雨といい、竜巻といい、50年経つや経たずで随分変わったこと。

　昨日より10度以上低くなるでしょう。と朝の天気予報を斜め聞きしながら、後に続いた言葉に同居人氏と目テンで顔を見合わせました。「4月から6月並の気温」だって･･･まぁねぇ、確かに似たような気温ではあるかもしれないけどさぁ。
　天気予報にクレームを付ける暇な人が多いのかもしれないけど、もちっとほら、判り易く頼む(笑)。

　外出先では昨日と打って変わって、フリースや薄手ニットの人もチラホラ。かと思うと平然と半袖の人も居て、うーむ、確かに4月から6月の気候･･･なのか？

　午前中から既に35度に迫ろうかって暑さで、オリンピックの録画を見ている画面横には「高温注意情報」が出っ放しでした。なんてこったい！
　早朝にゴミ出しとベランダ菜園の水やりと洗濯干しを済ませる以外は、余程の用でも無い限り外になんて出たくなーい。日中の暑いのはそりゃ夏だからね、とは思うけど、ちょっと尋常無いんじゃない？

　ベランダ菜園に実るゴーヤーは、大きくなる間もあらばこそ、次から次と小さいまま黄色く熟してしまいます。写真の実も長さが10cmも無いんですが、緑の時期をすっ飛ばして塾しちゃった。何だか違う植物を育てているみたい。今まで植えたことのあるゴーヤーと品種が違うのか、暑すぎてそうなってしまうのかは謎だけど。

　今年から本格的に小さな菜園に仕立てたこの西側ベランダは、そもそも植物を植える予定などサラサラ無かったので水の設備がありません。以前は南側のベランダから水を運んでいたんだけど、近頃は迷惑そうにする小にゃんに遠慮して下から水を運んでいます。4リットルの手付きボトルに水を満たして3本(これが1回分)、階段の上り下りだけでも汗だくです。小にゃんさま、そろそろご機嫌を直してくださいませ。

　ずっと照り続いたお日様が、久し振りに休憩する気になったのはありがたいんですが、雲に覆われた空から恵みの雨が降って真夏日の気温にはならなかったものの、吹き込む雨で窓を開けられない分、ちいとも涼しく感じられませんでした(泣)。
　地域によっては起きたらしい暴風雨だの落雷だのは無かった分、良かったと言えば良かったんだけど。

　子供の頃は真夏と言えば、朝の涼しさ、日中の暑さ、3時か4時からの夕立のおかげで夜はひんやり、がセットだった気がしますが、最近は夕立がめっきり減りました。結果、夜もムシムシ、朝もムンムン。どこでどう間違っちゃったのかねぇ。

　明日はまた熱波が戻り、危険なレベル、運動禁止の暑さとのことです。ふぅ〜。