Airy*Mint

　晴れ、一時曇り。ならぬ一部とは珍しい。で、その一部ってどこなの？と天気予報を見たら、まさにドンピシャで家の辺りがその「曇り」の地域でした。
　日本全体の80%の地域が晴れてるって言うじゃないの。昔聞いて、そこに住む人は可哀想だなぁと感じていた「番組の途中ですが、一部地域の皆様とはここでお別れさせて頂きます」を思い出しました。

　日曜日の気温が29℃超えだったのは確かにこの時期にしちゃ暑すぎたけど、月、火と順調に下がり続けた今日の気温は15℃。一気に下がり過ぎだよ(怒)！

　天候を読み違えて事前に決めた献立で、今日は生モノ。消費期限で先延ばしは出来ません。トンチンカンな組み合わせだけど、昨日のクリームシチューも温め直そ。

　今年の秋はずっと、例年より暑いとか暖かいとか言われてきたけれど、立冬の今日はきっちり暦のままに一日ひんやり。室内でも鼻が冷たく感じました。
　どこかで、『今日から冬、開始しますよ〜』とホイッスルが鳴らされたような気がします。ヤダなー。
　これから半年、(自分の感覚では)冬が続くと思うと憂鬱。コノクニ、冬ナガイよ。＜国籍不明。

　暖か下着を数枚買い足したし、ダウンのコートも追加したし、万が一の停電に備えてストーブも買ったから、冬支度は一応万全、のつもりだけど、出来れば暖冬希望(笑)。

　別件で過去記事を見返していたら、約ひと月前にうっかり大嘘を書いていた事に気付きました。
　過去記事に記録は無いとか、家では初めてじゃないかとか堂々と書いてしまったけれど、再度探したら2007年に木通の花が咲いた記録がありました。
　いやー恥ずかしい。この忘れっぷりは危険じゃないかしらん。先々気を付けないと〜＞＜。

　植えて以来実を付けたためしのない木通が、愛しい実への焦がれる思いを諦めきれずに、秋も花を咲かせたのか？と、植物の情念みたいなものを感じてしまいました。
　春には綺麗な花を咲かせ、夏は西日からベランダを守り、アケビコノハの赤ちゃんを育み、もう充分働いてくれていると感謝している。良いよ、無理しなくても。

　ひょっとしたら家の木通は、毎年秋にも花を咲かせていたのかもしれません。自分がただただ鈍くてさっぱり気付いてあげなかっただけ、とか。

　今年は季節の変化が緩やかではなく、二日くらいで寒暖交代しつつ行ったり来たりしているそうです。
　人の体は、暑いなり寒いなり、概ね3日もあれば慣れてくるらしいんだけど、つまり慣れる間もなく気温が変化してしまっているってことらしい。
　と。今日のお天気情報からの引用です。確かに昨日今日と寒さが増し、明日明後日は暖かいんだって。

　寒い寒いとボヤキつつも、未だに家の暖房は夜間にかけるリビングのエアコンだけ。炬燵は持っていないし、ホットカーペットも数年前にお蔵入りしたまま。頼みの綱のストーブにはまだ灯油も入れていません。ひょっとしてM系？

　20日まではこのまま節暖房で粘るつもりだったけど｡｡｡もう限界か。痩せ我慢で風邪を引いても馬鹿らしいし。明日にでもストーブ解禁しようかな。

　散歩コースにイシミカワが青く色付いていました。まだちょっと熟しきらない物足りない青だけど、花や草の元気が無くなるこの時期にはありがたい色。
　初めて目にした時に心奪われて以来、この草を見かけると傍に寄ってシゲシゲ眺めたくなるのですが、蔓には薔薇の刺を小さくしたようなのがビッシリ生えていて、大抵どこかに引掻き傷をこさえます。

　一つの塊に淡い緑、薄桃色、藤色、紫、青、濃紺、と色とりどりの綺麗な実(正しくは萼だそうな)が付き、柔らかい色あいの葉の上にちょんと乗っかったような愛らしい姿とは裏腹の反則めいた痛い刺は、服の上からでも肌に刺さるほど凶悪。

　萼の中からは黒くてまぁるいこれまた可愛い種が顔を出すので、ポッケに入れて帰って猫額庭に蒔けば来年は冬枯れの庭で楽しめそう、なんて考えが思わずムクムク沸くけれど、痛さに外猫たちも通れなくなりそうです。思い止まれよ！＞自分。