Airy*Mint

　お休みは雨、の週が何度かあって、園芸店への足が遠退いていましたが、植えたいものや土や小物のリストが堪っていたので、午後から大型ホームセンターの園芸コーナーに出掛けてきました。
　広～い迷路の様に花や樹木が並ぶ通路を、目当ての物を探し探し歩き回るうち、くらっとしてきました。同居人氏の携帯の温度計によれば、何と30度超え！

　照り返しの強い地面近くは約35度でした。枝ぶりを確かめる間も惜しんで欲しい苗木をカートに乗せて、エアコンの効いた店内に戻った時にはもー汗だく。時間をかけて店内を歩き回り、体にこもった熱を下げてようやく人心地がつきました。
　肌寒いほどの悪天候が続いた後の、こんな急激な温度上昇、危険ったらありゃしない。園芸売り場の照り返しに往復の車中の窓越しに差す強い西日も手伝って、家に着いた頃には顔や腕がヒリヒリしました。あーあ、またシミの素だよ。

　昨日お持ち帰りした豆猫、様子を見ていると殆どの猫ルールは既に身に付いている様子。多分野良母さんが産んで育て、離乳まではきちんと世話をしたって経緯じゃないかと見受けます。
　親野良さんが世話をしたとなると、まったく何もされぬまま放り出された小にゃんとはまた別の意味で心配なのが、伝染性疾病の母子感染。

　小にゃんの時ほど命の危険を案ずる必要もなさそうですが、何はともあれ一度獣医の診察を受けようと移動用のバスケットを取り出しました。これを出すのは2年ぶりですが、梅雨入りでは雨が心配です。まるっと覆う大きな手提げを急遽作ることにしました。

　Guyらが小さい頃何かに仕立てようと買ったままお蔵入りした、明るい芥子色の生地を引っ張り出し、バスケットに付き合わせて直断ちしてしつけもかけずに、これも随分久方振りのミシンでダカダカ縫ったんですが、途中2度ばかりコースを外れた縫い目ほどきをするお粗末。「縫う」より「ほどく」が上達したんじゃなかろうか。

　ミシン掛けを終えてから先程まで手縫いで開口部の千鳥がけしてたんですが、さすがに目がしょぼついて今日はこの辺で勘弁してやろう、と針を置きました。何が悲しいって、針穴がまったく見えずにセルフ針使ってますけど、それすら通し難くくなってきちゃって。そだ。同じページに載ってるデスクスレダーっての買おっと！

　同居Guyからお裾分けのBLEACHを読み終え、頭の横に置いて電気を消した所までは判ってたんですが、それきり今朝まで泥みたいに眠ったようです。眠りは浅い方なのでこんなのは滅多に無いんですが、目が覚めた時はグーに握った右手をうつ伏せた体の下に敷いた状態。ゆっくり眠って疲れが取れたどころか、右肩の突っ張りが一日抜けませんでした。

　どんな寝方してるんだ？と寝ている自分を責めたい気分ですが｡｡｡右手の疲れは久々のチクチクのせいかもしれませんな。無理の利かない体になっちまって…ヤダヤダ。

　羊羹だの冷たいお汁粉だのシュークリームだのと、何だか一日中甘い物の幻影が頭から離れなかった所を見ると、ちょっと疲れているのかも。1時間毎に寝床を覗かなければ不安でならなかった小にゃんとは比べものにならない、そこそこ成長済みの手の掛からない子ですけど、新入りの小さな生き物が家に来たと言うことで、やっぱりそれなりに神経を使っているのかもしれません。当の仔猫はケロンとしてますけどね。
　最盛期には、3人のヒト、2匹の犬、3匹の猫、亀とクワガタのお世話を一手に引き受けていたんだから、たかだか仔猫1匹増えただけで音を上げるのも情けない。明日は朝から晴れるとのこと。ぼやいてないで、働け働け＞自分。

　※写真は毎年梅雨頃に綺麗な花を咲かせる、1本で何度も美味しい(？)箱根空木。庭に1本欲しいと思いつつも、2～3mになる樹高とスペースの不足で諦め、よそ様のお宅に咲いたのを楽しませて貰っています。何度見ても二色空木との見分けがつきませんが。

　軽い気持ちで思い立ったドクダミ茶作り開始しました。疲れたり寒かったりすると一気に悪化する鼻の症状に良く効くと小耳に挟み、いとも簡単に作れるし市販品より美味しい、なんて噂も聞いて作る気になったんですが、聞くと見る行うは大違い。初日から挫折しそうです。
　せっせと摘んだ大量のドクダミを風呂場に持ち込んで洗い、束ねて吊して｡｡｡一日の殆どを費やしました。

　この後はカリカリになるまで天気を見ながら数日の乾燥＞お茶の葉的な大きさにカット＞飲みやすくするための焙じ作業、と続いて初めて「お茶」になるんですが、梅雨空では乾燥もままならないだろうから、必然的に外と内を行ったり来たりになりそうです。これだけのドクダミのドライフラワーが室内にぶら下がる光景を想像するだけで恐ろしい。

　作り方は聞き囓っていても、どれ程の量のドクダミがどれくらいの量のお茶になるのか、そこんところがさっぱり要領を得なくて、たくさん作ってもまあ保存は利くだろうし、どうせ手間を掛けるならまとめてやっちゃえ、とありったけのドクダミを庭から持ってきたんですが、ザブザブ洗って30本ずつ束ねてみたら…20束も出来ちゃいました。売る気なのか？
　作ろうと思って放任していたとは言え、この狭い家の庭に600本のドクダミ｡｡｡圧巻也！

　不安を煽りすぎている気がして最近見ていなかった本当は怖い家庭の医学ですが、先日、たまたまチャンネルが合っていて何気なく見てしまいました。
　そんな時に限ってまた自分のウィークポイントを突いた掃除の仕方ときたもんだ。
　ヤですね～、肺にカビなんて。四角い部屋を丸く掃く、とか、埃じゃ人は死なないなんて言ってらんない。

　普段からお猫さまたちに遠慮して掃除機はあまりかけない方針で、ゴミはフロアモップで集めてるんですが、埃が舞い上がるのは同じ。友人が彼女の家を表現した「西部劇のシーンのように毛玉がコロコロ」には笑ったけれど、滅多に構わない裏の方など一体どうなっているのやらと不安になって、慌てて洗面所の隙間や壁や床を熱湯拭きなんぞしてみたり。

　丁度梅雨どきは家中がじっとりしていそうな気がするので、階段やフロアを熱めの湯で絞ったタオルでキュッキュと音がするまで拭き上げたら、素足で歩いてもサラサラの良い感じになりました。掴みはOK！次の課題はどれだけ継続させるか、だ(爆)。