Airy*Mint

まだちょっとだけ風に冷たさは残るけれど、３月は
まあ、こんなもんでしょ、とそこそこ納得の陽気に
誘われて、少し遠出でもしようかと思ったんですが、
このところの寒さでサボった洗濯物が山。
片付けに時間を取られて、家を出るのがかなり遅く
なったので、行き先を少し手前に変更しました。
出先で日暮れて寒くなっちゃかなわんし。

行き先は赤坂の森公園という所｡｡｡ほんっとに何にも無い森だけの公園ですが、
それなりに歩けて、良い空気を吸えて、欲を言えば写真を数枚撮りたいという
目的にとっては充分なロケーションです。
車を停めて、遊歩道をゆっくり歩いてヒバの爽やかな香りを胸一杯吸い込んで、
寒さに顔をしかめずに外歩きが出来る嬉しさを満喫しました。
テンションが上がって勢いのついたところで一旦公園を出て畑を横目に道路を
歩いていたら、あっちにもこっちにも小っちゃい春♪
想定外の寒さもなんのそので、普通に春してました。自然はエライ！

開花宣言、発表されました。東京がトップだそうな。
こんなに寒いのに咲いちまって大丈夫なんだろうか、
と気になる程、ここ数日の冷え込みは半端じゃない
ものです。
足元から上る寒気、鼻や耳や手先の冷たさ、布団に
入ってからの肩の寒さ、暖冬だった今年は真冬にも
経験なし。まるで２月と３月が入れ替わったみたい。

例年ならこの時期の空は、花曇りでぼんやりと霞んだ柔らかさなんですが、今年は
本当に真っ青な、真冬のカチンと晴れた空。
身が引き締まって気持ちが良いと思えない事もないですが、ゴミ捨てにも出たくなく
なる強い北風が吹き荒れていますから、桜なんてあっという間に散らされちゃう。
お天気は明日から少しずつ春らしくなるそうだから、慌てずゆっくり咲いてね。

フロ用洗剤　中華味　ケンコーコム｡｡｡
左手の、親指の付け根あたりに書かれた文字です。
情けない事に、いつの間にかさっきの話題も忘れる
頼りない脳になってしまって。
ひところやっていたCM『一昨日の晩御飯思い出せま
すか？byDS』って思い出せねーよっ。
で、思いついた時にとっさにメモするのがこの部分。

大抵が買い物のメモなんで、そこら辺のメモ用紙に書いておけば事足りるんですが、
いざ買い物に行った先でポケットを探っても、ない｡｡｡
メモした紙自体をテーブルの上に忘れてくる虚けものですから、絶対忘れないもの、
つまり自分の手に書いておけば忘れようがないですもん。
この技、数年前までPTAでご一緒していた学校関連の知人の真似して始めたんです。
最初見た時は、ナ、何やってんの？と驚いたんですが、やってみるとこれが結構便利。
親指の付け根のお肉(手相で言う金星丘の辺りね)を他の指で引っ張ると、書く部分が
ピンと伸びて書きやすいよ、とコツまで実践付きで教えてくれました。
その彼女の手帳たるや細かい文字でビッシリとスケジュールが書き込まれていました。
空きがあると落ち着かないんですって。それでも足りずに手メモを使っちゃうなんて、
一体どんだけ忙しいんだか！

えと、備考ですが。σ(￣ー￣*)が忘れっぽいのは子どもの時からの仕様です。
宿題、持ち物、忘れ物無かった日が無いほど。その他の楽しい事で頭の中一杯でした。
｡｡｡と、さり気な～く惚けじゃないんだゾ！と強調してみる。

※ゴメン、はっかもすさん。ちょっと話題が掠っちゃったかも。

家の中から見る分には、気持ち良く晴れたお出掛け
日和なのに、冗談のような冷たい強風が吹き荒れて、
とても外歩きに向いているようには思えません。
お散歩兼ドライブの予定でしたが、これじゃ無理！
郷土博物館で催されている昆虫写真展の開催期間が
今日までだった事を思い出したので、図書館へ行く
道すがらちょっと寄ってみる事にしました。

撮影者は新開孝氏。講演会もあったのですが、これは要予約の満員状態、おまけに
キャンセル待ちの人まで居る大盛況です。講演会は諦めて人混みの中、列に並んで
写真を見てまわりました。
プロカメラマンの美しい作品に、顔がほころびっぱなし。数ミリ～の小さな虫の複眼、
驚くような生態、各々の虫の表情が、まるで生きているような輝きを放っています。
数種の苦手とする虫の写真も展示されているんですが、それすら綺麗に見えちゃう。
ああ、本物ってこういう事なんだ、と圧倒されました。

今日のタイトルは二つの意味で付けています。
一つめは、身近にこんな昆虫が居たのね、という驚き。近場の雑木林等で撮影され
たという昆虫たちの中には見た事のない種がいくつもあって、観察力不足を痛感。
二つめは、虫好きおばさんが大勢来場していた事への驚き。女は虫が嫌いである、
という通説に疑問符。ま、女の前に『殆どの』って付ければ概ね○かもね。

あ。写真の桜は去年の3月末のものです。靖国神社内にある非公開の開花標準木に、
今日現在咲いているのが2～3輪、丁度こんな感じらしいので。
咲いた花の数が5～6輪になったら開花宣言される、という仕組みになっているとか。
この寒さで咲かれても、風邪引きそうでお花見行けないよ。

朝の連ドラの中に挿入歌で使われていたのがつい、
耳に残ってしまったのでタイトルに拝借しましたが、
小指の思い出ならぬ、手の指全部の爪の話です。

伸ばしても伸ばしてもしょっちゅう爪が欠けるので、
いつになっても大人の女性的な手になれないのは、
長年続けていた悪癖の爪噛みのせいです。

やっと数年前に卒業出来ましたが、爪が浮いた部分が多くて未だ不恰好のままです。
ピンクの部分が短くて、伸ばしても先っちょの白い部分ばかりが目立っちゃうの。
濃いめのマニキュアをするとそれなりに見られる爪になるけれど、今度はマニキュア
に負けて表面がボロけちゃう。そうでなくても、毎日のキーボードぱちゃぱちゃやら、
料理だ、洗濯だ、掃除だ(得意順に並べてみた)と、爪の痛む要素盛りだくさんな生活
ですからねー。残念なことに『美しい爪』とは多分ずっと縁がないかも。